健康な生活を送るために、睡眠は、とても大切なものです。
でも、ベッドのきしみが、気になって、夜中に起きてしまったり、特にダブルサイズのものともなると・・・。
隣で、寝ているパートナーを起こしてしまわないかと、気を遣って、寝返りもろくに打てないなどという経験がある人は、案外、多いのではないでしょうか。
ベッドのギシギシする音なんとかしたい!
眠る時ぐらい、身体を思いっきり伸ばして、のびのびと誰にも邪魔されることなく、眠りたいですよね。
でも、ベッドのきしみって、1回、気になり始めるともうダメだったりしませんか。
だからと言って、きしまないとお墨付きのレベルのベッド・マットレスとなると、手が出なかったりというお財布の事情だってありますよね。
そこで、何とかきしまない方向で考えられる対策はないかと探してみたら、いくつかの有力な情報を手に入れることができました。
ベッドのきしみ音の原因をみつける!
きしみ音の改善に向けて、まず、しなければならないことと言えば、ズバリ、きしむ原因を探すこと!
原因が、わかれば解決策も、何かしらあるというものです。
マットレス内のコイル破損が原因
ベッドが、きしむ主な原因ひとつは、マットレスが、古くなって劣化したために、コイルが破損して、それが音を出す原因となっている場合があります。
だから、小さなお子さんがいる家庭などでは、ベッドの上でピョンピョン飛び跳ねることがないように気をつけてください。
あっという間に、コイルに傷がつき、あの嫌な音を聞くことになりかねません。
ベッド下の床の傾き・ゆがみの隙間が原因
それから、長い間、同じ位置に置き続けたことによって、床に傾きやゆがみができてしまい、隙間が生じてしまうことがあります。
そして、この隙間こそが、音を出す原因となっていることがあるのです。
隙間があると、マットレスに重力が加わった際に、ベッドと床の設置面がぶつかってしまい、これがきしみの音を出してしまうんですね。
ネジなどの部材のゆるみや劣化が原因
もうひとつは、部品自体に、ガタがきているということです。
長年、使っている間に、ネジが、ゆるんでしまったり、部品が古くなってしまったというパタ-ンですね。
さて、原因がわかったところで、今度は、改善策を探してみましょう。
ベッドきしみ音の改善策!
まずは、床とベッドの間にある隙間を埋めるべく、*緩衝材(かんしょうざい)を挟んでみてはどうでしょうか。
ラグマット等ならお値段もお手頃です。
*緩衝材とは、梱包物の中身を保護するために、衝撃を吸収してくれるために入れるものです。
緩衝材には、ポリエチレン素材のエアークッション付きのもの、割れ物や小さい物の梱包を保護するシート。
ダンボール箱に入らきらない梱包物を、そのサイズに合わせ、カットしたり、折り曲げて巻く、巻ダンボールなどの種類があり、その目的に応じて、使い分けます。
ここで肝心なのが、闇雲に、マットを置いても、効果が得られないので、音がどの部分から出ているかということを特定することです。
それから、ネジのゆるみをしっかりと締めなおしてみてください。これだけでも随分違います。
もしも、ネジが摩耗していて、上手く締まらないという場合は、接着剤で固定してしまうという手があります。
これなら、この先も、緩みようがないはずですよね。
そして、コイルが原因だという場合は、これは、マットレスの問題なので、マットレスを買い替えることで解決できるはずです。
マットレスも、決して安いものではありませんが、ベッド全部を買い替えるよりは、ずっと経済的ダメ-ジは、減りますよね。
きしみ音がしにくいベッドの選び方
俗に、木製ベッド、パイプベッドは、使っているうちに、年月が経つと、様々なきしみ音の原因により、ギシギシと、きしみ音がする場合があります。
きしみ音が気になって、眠りを妨げるようなら、すこし割高であっても、品質の高いベッドを購入された方が得策かと思います。
安いからと、安易に購入しても、きしみ音が原因で、ベッドの買い替えをする事態になる可能性も大いにあります。
木製ベッド、パイプベッド、どっちがきしみにくい?
木製ベッドとパイプベッドでは、木製という材質という点からきしみ音がしにくいベッドは、木製ベッドと言えるでしょう。
パイプベッドの素材は、スチール素材の金属。
ベッド全体が、金属、さらに、部品も金属なので、接合部が擦れやすいのです。
しかし、パイプベッドは、他のベッドと比べると、とても安価。
一人暮らしをはじめる方、ベッドにかける出費を抑えたい方には人気。
前述のきしみ音の原因を知って、きしみ音対策でケアすれば、だいぶとマシかと思います。
すのこベッドのきしみ音がしにくいベッドの選び方
すのこベッドでも、安価なものから、ひのき、桐などの高級木材を使用したものまで、色々あります。
きしみ音がしにくい、すのこベッドを選ぶのなら、耐荷重のキロ数が重く、厚みのあるすのこで、すのこ板の枚数が多いもの。
また、デザインは、シンプルで、部材のネジを、できるだけ使ってなく、ベッド全体に、安定感のあるもの。
例えば、一般的なすのこベッドは、4本脚ですが、6本脚なら、さらに、安定感が増します。
寝室の環境!ベッドのきしみ音に湿気も関係あり
ベッドの大敵は、【湿気】といっても、過言ではありません。
あまり、換気されていない寝室には、湿気がこもりがちになります。
湿気は、ベッド・マットレス・寝具のカビ・ダニ発生の原因にもなることは、多く知られています。が、さらに、
ベッドが木製で、湿気が多いと、木材の種類にもよりますが、腐りやすく、金属であれば、サビてきます。
また、マットレス内のコイルも金属で、湿気がこもると、サビたり、劣化しやすくなるのです。
きしみ音対策でケアするとともに、ベッドが置かれている寝室は、常に、換気して風を通し、清潔にすることで、きしみ音の原因を防ぐことができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キシキシ鳴る音に、邪魔されて、睡眠不足になる前に、自分でできることは、すぐにでも、試してみることをおすすめします。
もしかしたら、毎日、ぐっすり眠れる生活を手にいれることは、思っていたよりも、案外、簡単なことなのかもしれませんよ。