海外は、元々、ベッド文化なので、おしゃれなベッドルームのコーディネートが、わんさか!
ヨーロッパ圏のアパートには、狭いところもあるようです。
が、比較的、海外の住居面積は、広いので、ベッドルームも当然、広~い。
住む人の好みのカラーで、素敵に、ベッドルームをコーディネートされています。
- マネしてみたい!海外のベッドルームカラー別コーディネート42事例
- 海外のベッドルーム、カラー別!コーディネートを分析
- まとめ
マネしてみたい!海外のベッドルームカラー別コーディネート42事例
セレブの方々は、例外ですが、普通、ベッドルーム=自分の部屋になります。
部屋のテイストを知ることが大切。
「心地いい寝室にしてみたい!」「初めての一人暮らし!今まで、叶わなかったコーディネートにチャレンジしたい」
そんな方のために、ベッドルームのカラーコーディネートに大切なポイント3つ。
- テーマを決める
- ベースカラーを決める
- ポイントカラーを決める
テーマを決める
まずは、インテイアのテーマを決めないと前に進みません。
「北欧」「シンプルモダン」「アジアンテイスト」「和モダン」「ナチュラル」「姫系」など、どのテーマが好きなのか?
どのテーマにしたいのか?です。
これから一人暮らしはじめる方は、絶好のチャンス。
実家暮らしの方でも、テーマに沿って活かせるものは残しながら、模様替えにチャレンジしてみましょう。
ベースカラーを決める
ベースカラーを基本に、メインカラー、ポイントカラーと、白いキャンバスに、絵の具を重ねていくイメージ。
例えば、白壁に、床が、ウォルナットブラウンの木目調(よくありがちなパターン)で、ホワイトベースにしたいなら。
テーマに合うホワイト系のラグを敷けば、ホワイト面積が広がります。
メイン・ポイントカラーを決める
次に、テーマに沿ったメインカラーを決め、大きな面積のベッドカバーやリネン類、小物や雑貨等に、取り入れましょう。
お部屋の全体をキリっと締めてくれるのが、アクセントカラー(差し色)。メインカラーの原色。
ピンクなら赤、ヴィヴィッドな鮮やかなピンクになります。
色の配分は、ベースカラー=約6~7割、メインカラー=約2~3割、アクセントカラー(差し色)=約1割未満が、理想です。
海外のベッドルーム、カラー別!コーディネートを分析
では、海外のベッドルームのコーディネートを、カラー別に、分析してみたいと思います。
寝室の赤・レッドカラーコーディネート事例
カナダは、モントリオールにお住まいの方のベッドルーム。ベースカラーは、ホワイト。
大きい花柄のベッドカバーに、お揃いの枕カバー。
これでも華やかですが、カーテン・クッションの鮮やかなレッドが、差し色の役目もしていて、グッと引き締めてくれてます。
花柄のベッドカバーだけでも、こんなに華やかに!
元気を与えてくれる赤・レッドカラーは、女性におすすめのコーディネートです。
さらに!寝室の赤・レッドカラーコーデ事例
上段・下段共に、ベッドカバー・枕カバーに、赤を取り入れています。
さらに、上段のコーデは、壁に、大きな花柄のパネルが、素敵なポイントに。
下段のコーデは、ベッドカバーが、インパクトある柄物、サイドテーブル、ラグ、チェアに、赤を取り入れ、統一感を出しています。
寝室の橙・オレンジカラーコーディネート事例
オーストラリアのアデレードにお住いの方のベッドルーム。
ベースは、ホワイト、ベージュ系に、差し色としてオレンジを上手に使われています。
上手いのは、差し色が単色ではなく、ベッドカバーのストライプ、クッションの3種類の柄、ランプシェードの柄と~。
ごちゃごちゃになりそうだけど、まとまりがありますよね。
また、ベッド両脇のサイドテーブルが、木製なので、あたたかい雰囲気が溢れています。
さらに!寝室の橙・オレンジカラーコーデ事例
上段、下段ともに、ベッド後方の壁のみが、オレンジ。
上段は、ベッドカバー、枕カバー(トラの絵柄が大胆)に、スッキリとしたオレンジ使い。
周りの小物にも、オレンジの濃淡で、さりげなく飾ってます。木製やブラウンがオレンジには、合います!
下段のベッドカバー、枕カバーにクッションは、オレンジに、ブルー・イエローの配色の、ちょっと、日本の着物。
これだけの配色を使いながらも統一感があります。
大きな花柄のパネルは、流行なんでしょうか?でも、素敵。
外国の方の、照明使いは、本当に上手いです。
寝室の木目調コーディネート事例
アメリカは、ミネアポリスにお住いの方のベッドルーム。
初めに見た時は、日本かと思ったんですが、アメリカの方でした。
寝室の床・壁が、木目を活かした造りで、正面に大きな窓からは、自然が眺望できるので、あえて、木目調のベッドが、シンプルで素敵。
ベッド以外にあるのは、おしゃれな椅子のみ。
窓からの自然の変化が、コーディネートに入っているので、何も加えなくても、良いんだと思います。
さらに!寝室の木目調コーデ事例
木目調でも、ベッドフレームカラーが、変わると雰囲気が、変わりますね。
上段・下段ともに、リネン類はベージュを取り入れてますが、上段は、ブラックのベッドフレームとサイドテーブルが、おしゃれで、重厚感があります。
下段は、ファー使いのクッションに、ベージュの濃淡のリネン類の組み合わせ。
木製家具で、あたたかみのあるお部屋を演出しています。
寝室の黄色・イエローコーディネート事例
アメリカは、サセックスにお住いの方のベッドルーム。
ホワイトベースに、床が黄身がかったベージュなので、差し色に、ベッドカバー、クッション、ランプシェード、壺に、イエローを取り入れています。
こちらも単調にならないように、カーテンとクッションには柄物を。
また、イエローには、淡いベージュやグレーなどが合いますね。
イエローは、お部屋を明るく、あたたかい雰囲気にしてくれます。
さらに!寝室の黄色・イエローコーデ事例
上段、爽やかなイエロー使い。
ベッドのヘッド側の壁に、透け感のあるファブリックを、ベッド幅分、縦にコーディネートすると、開放感がありますよね。
下段は、黄緑カラー。イエローとグリーンの柄物のベッドカバー類コーデ。
それに、ベッド上の、白のファブリックのドレープ使いに、お部屋の奥の照明は、まさに、アート。
寝室の緑・グリーンコーディネート事例
アメリカは、ニューヨークにお住いの方のベッドルーム。ベースが、ニューヨークでも流行っているんでしょうか?
淡い抹茶カラーなので、ベッドは、オフホワイトでシンプル。
でも、ベッドカバーに、茶色で木の枝が大きく描かれているのが、おしゃれ。
さらに、グリーンとブラウンのラグ、グリーンのベッドスローが、ポイントカラーとして活きています。
「ベッドに細長い帯のようなのは、何?」それが、ベッドスローと呼ばれており、海外では、靴を履いての生活。
靴を履いたままで、ベッドに横たわる時、このベッドスローに、靴を乗せるので、ベッドカバーなどの汚れ防止になるのです。
さらに!寝室の緑・グリーンコーデ事例
上段は、グリーンでも、ペパーミントって感じです。
上段のベッドは、スッキリとホワイトカラーなので、さらに、様々なグリーンカラーが映えますね。
下段は、落ち着きのあるグリーン(抹茶系)に、緑の植物が描かれたリネンで、爽やかで、リラックスする感じ。
ベッド、ベッド周りのチェストや天井は、ホワイトカラーなので、こちらも、さらに、グリーンが映えてます。
寝室のターコイズカラーコーディネート事例
アメリカは、ジャクソンビルにお住いの方のベッドルーム。
ターコイズって、トルコ石の色のことで、昔、流行ったんです、アクセサリーが。
私、彫金を習ってまして(はるか昔)大粒のトルコ石で指輪を作りました。
このターコイズカラーは、日本では、あまり使われていないカラーのように思います。
でも、この寝室は、カーテン、ラグ、ランプ、椅子、クッション、オットマン(ベッドの前に置かれてます)に、ターコイズカラーが、使われていますね。
単色ではなく、椅子とクッションは、おしゃれな同柄、さすがです。
ターコイズのようなブルー系のカラーは、爽やかで、清々しい印象なので、朝の目覚めに最適です。
さらに!寝室のターコイズコーデ事例
上段は、お部屋全体にホワイトカラー。ベッドカバー・枕カバーに、ターコイズとホワイト柄を使用。
爽やかでスッキリ。さらに、あたたかみのある照明も、いい仕事しています。
下段は、お部屋の壁=ターコイズ。それに合わせてのベッドカバー・枕カバーに、可愛いベッドスロー。
ティファニーのボックスを想像しちゃうのは私だけでしょうか(笑)
寝室の青・ブルーコーディネート事例
アメリカは、オーランドにお住いの方のベッドルーム。
こちらは、ターコイズと同じブルー系でも、暗めのブルー、履きこんだジーンズのような淡いブルーの濃淡使い。
そんなブルーカラーのラグ、ベッドカバー、クッション、壁のパネルで、統一感が生まれています。
また、ベッドフレームが、ブラックなので、さらに、重厚感が増します。
ターコイズには、明るさがありましたが、こちらのブルーのコーディネートには、落ち着きがありますね。
さらに!寝室の青・ブルーコーデ事例
上段のお部屋は、シンプルなホワイトカラー。
ぱ~っと明るいブルー系のベッドカバー・枕カバーだけでも、爽やかで、華やいだ印象になります。
下段は、シックに、藍染めのようなブルーのベッドカバー。
枕カバーなどで、落ち着きのある爽やかなベッドルームに仕上がってます。
寝室の紫・パープルコーディネート事例
ドイツは、ブレーメンにお住いの方のベッドルーム。
ホワイトベース(ラグのグレーも)で、ポイントの差し色に、暗めの紫のベッドカバー、クッション、カーテンに使われています。
ベッドカバーとクッションは、紫と赤のリバーシブルで、少し、赤が見えるのがおしゃれ。
また、レースカーテンの柄にも、紫が入ってます。
さらに、ベッド近くのテーブルには、淡い紫色の小物入れと造花も素敵です。
紫・パープルカラーは、正直、コーディネートには、難しいカラー。
濃くなるとワインカラーのようになり、淡いとピンクに近い色になるからです。
でも、甘めのガーリー系には、おすすめカラーとも言えます。
番外編:海外ドラマ「ブレイキング・バッド」ご覧になった方なら「あ~あの部屋ね!」とピーンと来ますよね。
主人公のウォルター・ホワイトの奥さん、その奥さんの妹夫婦のお家。
ハンクとマリーの部屋の内装が、見事なパープルコーデネート、お手本にしたい方は、ドラマ見て下さい(笑)
さらに!寝室の紫・パープルコーデ事例
上段は、パープルコーデのお手本のようです。
ベッドの後ろの壁が、淡いパープルで、ベッドスローと、椅子の上のクッション、写真手前の飾りの器の中がピンク系に近いパープル。
差し色として使われていますが、癒されそうなベッドルームです。
下段は、パープルというよりも、ワインに近い。ベッドカバー、クッションに、暗めのパープルが使われています。
周りのベージュ・ゴールド系との相性がいいです。
寝室の桃・ピンクコーディネート事例
アメリカは、ジャクソンビルにお住いの方のベッドルーム。
おお、今、気がついたんですが、ベッドがオレンジカラー。高度なコーデされてます(笑)
たぶん、柄物のブラインドが、若干、オレンジに見えます。
これに、合わせたのかもしれません。
ピンクのグラデーションも考えながら、赤・オレンジといったカラーも取り入れて、統一感ありますよね。
オレンジ:
ベッド・ランプ・写真立て・ブラインド
赤:
クッション・ベッド上の額のお花
ピンク:
ベッドスロー・クッション・出窓棚
たぶん、私ならベッドは、ホワイトが無難!と選ぶと思います(笑)
さらに!寝室の桃・ピンクコーデ事例
上段は、オレンジ系のピンクコーデ。カーテン、枕カバーのオレンジ系の柄物が合ってます。
壁に、飾られた額縁の濃いピンクも、いい仕事しています。
下段は、こちらも淡いオレンジ系のピンクコーデ。同じ、オレンジ系のピンクでも、こんなに印象が変わります。
オレンジ系のピンクのベッドスロー等に、ランプシェイド、オットマンは、ベージュ系のピンクを上手に、組み合わせています。
甘カワのベッドルームで、こちらも素敵です。
寝室の黒・ブラックコーディネート事例
アメリカは、コロンバスにお住いの方のベッドルーム。
あえて、シンプルモダンのモノトーンじゃないのを選びました。
黒が使われているのは、枕とランプと額のふちのみ。
既製品かもしれませんが、ハンドメイド感のあるキルトっぽいベッドカバーに、クッションは、ブラックカラーのグラデーション。
木製のベッドとサイドテーブル、すべてがケンカしないで、統一されています。
黒・ブラックカラー独特の重たさはなく、寝るための寝室なので、ゆったりとくつろげる感じがします。
さらに!寝室の黒・ブラックコーデ事例
上段・下段共に、同じようなベッドですが、フレームカラーで、ベッドルームの印象も変わりますね。
上段は、グレーの濃淡使いとベージュのラグで、あたたかみのあるベッドルームに。
下段のベッドフレームは、ブラック。木目調とブラックカラーの2トーン家具で、やはり、重厚感がありますね。
スタイリッシュさも感じられます。
寝室のグレーコーディネート事例
アメリカは、サンフランシスコにお住いの方のベッドルーム。
グレーって、くすんだ印象がありますが、ホワイトと合わせることで、おしゃれに変身するカラーです。
ホワイトベースに、ホワイトのベッド、サイドテーブルと照明、天井の照明。
ホワイトは、お部屋を広く見せる効果もありますが、ホワイトばかりだと、のっぺりとした感じになります。
そこで、ベッドカバー、クッション、枕カバー、グレー系の柄物ラグを投入。
ホワイトとグレーを合わせることで、互いに引き立て合ってます。
さらに!寝室のグレーコーデ事例
上段は、グレーってこんなにも、色んなグレーがあるんだって教えてくれるコーデ。ハイセンスコーデだと思います。
ベッド、カーテンは、一番、濃い目のグレー、二番目がベッドの後ろの壁、3番目がベッドカバーなどのリネン類。
ベッドの両脇に、ブラ下がっている照明が、ブラックカラーで、キリっと締めてくれてます。
下段は、淡いブルーとグレーの組み合わせのベッドルーム。ブルーとグレーって相性いいのが解ります。
どちらのベッドルームも、暗めのグレー色なんですが、ホワイトやグリーンの植物が飾ってあって、ちょうど中和されて、やさしい雰囲気になっています。
寝室の白・ホワイトコーディネート事例
アメリカは、シカゴにお住いの方のベッドルーム。
ホワイト好きな女子に、また、姫系好きな女子におすすめです。
ホワイトで統一するにしても、違った素材になると、また、雰囲気も変わります。
シフォン素材の天蓋やカーテン、レース素材のベッドカバーやリネン類です。
ホワイトカラーも、純白のみではなく、オフホワイト。
淡いベージュやグレーで、グラデーションをつけると、深みが生まれます。
この事例でも、ベッド、鏡台、チェストは、同じホワイト。
ですが、ランプシェードがグレー、鏡台に飾っているお花が、あたたかみのあるオフホワイトで、調和し合ってます。
さらに!寝室の白・ホワイトコーデ事例
上段は、シンプルモダンに近いですが、ホワイトとグレーの組み合わせ。
ベッドの後ろに、サイズも計算ずくなのか、無造作なのか?解りませんが、モノクロのフォトが、おしゃれ。
緑の植物が、ちょこちょこと飾ってあって、モノクロ、モノトーンには、必須です。
下段は、ホワイトカラーとスチール素材コーデ。スチールの細さにもビックリさせられます(笑)
XOは略語で、正式にはXOXOで、キスとハグの意味。外国らしいオブジェの壁飾りです。
姿見の鏡と、鏡前の照明は、中世の時代を彷彿させ、甘くない姫系もありですね。
寝室のベージュコーディネート事例
アメリカのサンフランシスコにお住いの方のベッドルーム。
ベージュとブラウンのコーディネートは、似ていますので、主役で決めてみました。
ベッド、チェスト、椅子、すべてが、ダークブラウン。
そこに、ベッドカバーとラグには、ベージュを合わせています。
白壁のように見えますが、あたたかみのあるオフホワイトなので、ベージュとの相性も抜群です。
ホワイト・ダークブラウン・ベージュの組み合わせは、落ち着きと、高級感の印象を与えます。
さらに!寝室のベージュコーデ事例
上段は、木目とホワイト、そして、ベージュを上手にコーデしたベッドルームです。
ランプシェードの笠が、可愛くて、シンプルですが、和みます。
下段は、ホワイトとブルー、そして、ベージュの組み合わせ、こちらも合います。
爽やかな淡いブルーに、清潔感のあるホワイト、あたたかみのあるベージュが、ケンカせずに調和しています。
ベージュ柄のカーテンがおしゃれです。
寝室の茶・ブラウンコーディネート事例
カナダにお住いの方のベッドルーム。
ベージュと同じ系統のブラウンでも、この事例の場合、アンティークな雰囲気の寝室に仕上がっています。
どっしりと重厚感あるアンティークなベッドは、ダークブラウン。
また、オットマン、椅子、ミニテーブルの脚は、ダークブラウンで、平面的なところは、ベージュの2トーンカラー。
円系のラグの柄も、ダークブラウンとベージュの2トーンカラーで統一されています。
アンティークなお部屋には、あたたかくやさしい灯りの笠付き照明などがピッタリですね。
さらに!寝室の茶・ブラウンコーデ事例
上段は、黄身がかったブラウンのカーテン、ベッドカバーなどで、コーディネートされたベッドルーム。
ショート丈、狭いスペースのベッドですが、あたたかみのあるブラウンで、居心地よく感じます。
下段は、ブラウンカラーのグラデーションが見事!
ベッド、ベッドスローがダークブラウン、カーテン柄がブラウン、ランプシェード、サイドテーブル、オットマンがベージュ。
ベッドカバーはベージュと相性のいいホワイト。落ち着きがあって穏やかで、心地よく眠りにつけそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お部屋の模様替えを思案中の方、また、この春に、一人暮らしはじめる方など、大きな家具のカラー中心に、考えていくと良いかと思います。
カラーによっても、こんなに素敵なコーディネートができます。
これからも、素敵な海外のベッドルームをご紹介したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。