収納ベッドの湿気対策で快適に♪ベッド下の収納スペースに何入れる?
部屋のスペースが、狭いと、衣装ケース、収納家具を購入して置くと、さらに、狭くなって、窮屈感は否めません。
特に、進学や新社会人として、一人暮らしをはじめる場合、部屋は、ワンルームや1Kなど、狭い間取りが、ほとんど。
そんな時に、役立つのが、ベッド下に収納スペースを確保しているベッドです。
大きな面積を占めるベッドだからこそ、そのベッド下、全部が、収納スペースとして使えるのは、助かりますよね。
また、大量に収納できる収納ベッドから、ベッド下2杯の引出し収納まで、さまざま。
ベッドデザインも、シンプルデザインからモダン、姫系などおしゃれデザインも豊富。
しかし、収納ベッド全般に、湿気によるカビが、心配。
そこで、収納ベッドを快適に使うための湿気対策について、また、収納ベッドを使っている収納ベッド先輩に聞いてみたい~。
「ベッド下の収納スペースに、何入れる?」この質問は、これから、収納ベッドを、購入・検討中の方たちは、知りたいはず。
本日は、収納ベッド掘り下げて、考えてみたいと思います。
カビ寄せつけない!収納ベッドの湿気対策
収納ベッドの大敵は、【湿気】また、その湿気に、ホコリが、加わることで、カビ発生の原因になります。
収納ベッドには、大量に収納できる跳ね上げ式収納ベッド、ホコリが侵入しにく仕様の引出しのチェストベッド。
跳ね上げ式収納ベッド、チェストベッドの半分の価格で、購入できるのが、ベッド下2杯の引出し収納ベッドです。
3つの収納ベッドに、共通しているのが、箱型フレーム。ボックスに、ダイレクトに大量に収納するのが、跳ね上げ式収納ベッド。
箱型フレームの半分に、引出し部分を設置するのが、チェストベッド、引出し収納ベッドになります。
この箱型フレームは、湿気を逃がせない~という弱点があり、人は、一晩に、コップ一杯(約200cc)の汗をかきます。
この汗が、布団やマットレスに、湿気としてこもって、下へ下へと降りて行き、ベッド下の収納スペースにも降りていきます。
チェストベッドの引出しは、ホコリが侵入しにくい仕様ですが、数ヶ月もすると、「どこから入ったの?」と思うぐらい、収納スペースにもホコリが溜まるものです。
収納ベッドを、快適に使いこなすには、湿気対策は、必須。湿気を逃がし、ホコリを寄せつけないことが、大事になります。
では、カビを寄せつけない!収納ベッドの湿気対策を考えてみたいと思います。
- 収納する物は、頻繁に出し入れする物
- 定期的なマットレスメンテナンスを行う
- 除湿シート・プラスチックケース等を活用
収納する物は、頻繁に出し入れする物を
収納する物は、頻繁に出し入れする物だと、出し入れする際に、風を通すことになります。
ベッド下の収納スペースに、季節ものなど、入れっぱなしで、長期間、置いていると、湿気によるカビ発生の原因になる可能性が・・・。
季節ものなど、頻繁に出し入れしな物をおすすめしているのが、大量に収納できる跳ね上げ式収納ベッド。
ですが、湿気によるカビ発生を考えると、入れっぱなしにしないで、定期的に、収納スペースを開けて、換気してあげましょう。
その際、うっすらとホコリが見えるようなら、掃除機の弱ぐらいで、サッと、取り除くと、尚可◎
とにかく、ベッドのある部屋の窓・サッシ、ドアなどを開け、風通しよくを心がけ、ベッド周りのホコリを除去することが、理想の湿気対策。
毎日が、多忙で中々、手が回らない時でも、換気は、できるはず。この換気だけでも、かなり、効果があるはずです。
定期的なマットレスメンテナンスを行う
ベッドならば、最低限、定期的(3~4ヶ月)に、マットレスのメンテナンスを行うようにしましょう。
毎日となると、しんどい。ですが、数ヶ月に一回ですから、定期的なマットレスメンテナンスを行うことで、かなり、違ってきます。
具体的には、定期的(3~4ヶ月)に、一回程度。人それぞれのライフスタイルで、計画されるといいでしょう。
ベッドのある部屋の窓、サッシがあれば、開けて換気。窓がない部屋ならば、ドアを開けて、空気の入れ替えを行う。
次に、換気しながら、マットレスローテーション。
マットレスローテーションとは、マットレスの前と後、裏と表などを、ローテーションすることで、マットレス寿命がのびます。
マットレスを、ローテーションすることで、風通しにもなり、同じ面にかかる荷重を分散できるので、ヘタり防止になるからです。
その際に、天候が良ければ、天日に干して、湿気を逃がし、乾燥させることもできます。
「数か月に一回でも、忙しくてできない~」そんな方には、起床後に、マットレスをベッドフレームから、少し、ズラす。
もう少し、余裕があれば、壁に、マットレスを立て掛けて、学校や仕事に出かける。
マットレスをズラすのも、マットレスを壁に立て掛けるのも、マットレスと箱型フレームが、密接してから湿気が伝わる。
なので、フレームとマットレスを離してあげることで、風通しになります。
多忙であっても、やはり、休日に、家にいるのならば、掃除はしましょう。
特に、ベッド周りは、寝具類の綿ホコリが多いので、掃除機等で、除去しましょう。
湿気とホコリを遠ざけることが、カビ防止になり、収納ベッドであっても、快適で、清潔な睡眠環境をキープできます。
除湿シート・プラスチックケース等を活用
ホコリが入りにくい仕様のチェストベッド、ベッド下に2杯の引出し収納ベッドならば、頻繁に、出し入れもできます。
頻繁に出し入れしない物が、多い方には、大量に収納できる跳ね上げ式収納ベッドが、最適とおすすめしています。
シーズンオフの布団セット、家電類、趣味の道具などは、やはり、数ヶ月に、数回の出し入れで、頻繁でない。
跳ね上げ式収納ベッドの場合には、収納スペースには、除湿剤、乾燥剤、防虫剤など、一緒に入れておくと安心です。
また、マットレスとベッドパッドの間には、除湿シート、厚めの敷きパッド、ボックスシーツ等を上手に、取り入れましょう。
さらに、ベッド下の収納スペースに、衣装ケースそのまま、収納されることもあるでしょう。
その時には、できれば、あまり、大きくないプラスチックの衣装ケースや収納ケースが、おすすめ。ホコリから収納する物を守ります。
程よい大きさならば、取り出しやすさもあるし、どこに何が入っているかも、さらに解りやすいと思います。
洗える除湿シート
収納ベッドそれぞれの特徴と事例
ベッド下の収納スペースと言っても、収納ベッドだけではありません。
脚付きベッド、すのこベッド、脚付きマットレスなど、脚付きならば、ベッド下を有効活用できます。
もちろん、ベッド下に、収納部分が備わっている!ベッド下全面が、収納スペースの跳ね上げ式収納ベッド。
また、ベッド半分が、引出しで、もう半分が、フリー収納スペースのチェストベッド、引出し収納ベッドもあります。
では、ベッド下の収納スペースに、何をいれているのかを検証したいと思います。
ベッド下が、空いているベッド
すのこベッド、レッグタイプベッド、脚付きベッド、脚付きマットレスベッドなどは、脚の高さ分だけ、ベッド下に空間が広がっています。
ベッドの湿気には、この空間があることで、布団・マットレスの湿気を逃がしてくれています。
できるだけ、物は、置かずにそのままが良いのですが、日本の部屋事情は、狭い。
ベッド下は、空けておいて、通気性よくしておきたいものですが、衣装ケースなどが、ちょうど納まるスペースで、そのままではもったいない。
脚付きベッドによっては、高さが、2~3段階の調整ができ、収納するものに合わせて、高くしたり、低くしたりできるベッドもあります。
このベッド下に、置くのであれば、透明のプラスティックの衣装ケース、収納ケースが、おすすめ、透明だと、みつけやすい。
また、好みのインテリアに合わせやすい、おしゃれな布製の収納ケース、シックなモノトーンカラー、豊富カラー等もあります。
ベッド下に、収納する注意点としては、ギューギューに詰込み過ぎないこと!
高さがあって、空きがない(向こうがみえない)と、部屋に圧迫感を与えてしまうこともあります。
ベッド下に衣装ケース事例
Roomclip
こちらは、ベッド下に、収納ケースを入れておられます。山善さんの中が透けない収納ボックス。ホワイトとブラウンとおしゃれカラー。
落ち着きがあり、おしゃれなベッドルームに、ぴったり。お部屋は、グレーとモスグリーの色合いで統一されていて、素敵です♪
大量収納!跳ね上げ式収納ベッド
跳ね上げ式の収納ベッドは、とにかく、大容量収納が「売り」のベッドです。
収納スペースの扉には、車にも使用されているガス圧シリンダーで、女性でも簡単、開け閉めが簡単!
まるでセミオーダー級に選べます!お部屋のレイアウトに合わせて、開閉方向は、縦開き、又は、横開き。
収納量に合わせて、深さは、2~3タイプで、一番、深いグランドでは、約44cmの深さで、たっぷり収納。
ですが、箱型フレームで、深い=高さのあるベッドとなり、かなり、圧迫感を与えてしまうので、薄型のマットレスセットでおすすめされています。
まさに、湿気がこもりやすい!
跳ね上げ式収納ベッドなので、収納スペースには、除湿剤、乾燥剤、防虫剤など入れておくことをおすすめします。
また、マットレスとベッドパッドの間には、除湿シートを敷いて、厚手の敷きパッド、ボックスシーツ等で、汗の湿気を塞き止めておけば、さらに安心。
でも、「これだけやれば大丈夫でしょう!」
いえいえ、住まいや部屋環境(日当たりが悪い等)、生活習慣(万年ベッド等)によっても、絶対、カビは、生えないとは断言できず。
湿気対策に、大事な掃除や定期的なマットレスのメンテナンスを怠れば、湿気によるカビ発生の原因に~。過信は禁物です。
跳ね上げ式収納ベッド事例
このお宅では、この跳ね上げ式収納ベッドに、来客用のお布団、衣替えの季節ものの布団を収納されていますね。
まさに!押入れ代わりのベッドや~!!
かさばるお布団は、圧縮袋に入れているそうで、目で見るよりも、かなり、たくさん、入っているそう。
この跳ね上げ式収納ベッドのお蔭で、お布団の置き場がないお家でも大丈夫で、かなり、助かっているようです。
引出し仕様の引出しチェストベッド
引出し仕様の収納ベッドは、頻繁に出し入れする為のベッド。
シーズンごとに、開け閉めする跳ね上げ式収納ベッドよりも、湿気にくいと言えます。
しかし、収納ベッドの箱型フレームの構造には、変わりません。
いくら、開け閉めするからと言っても、開けっ放しではなく、引出しは、閉めたまま。
なので、やはり、引出しには、除湿剤、乾燥剤、防虫剤などは、入れておきましょう。
昔、タンスには、新聞紙を、引出しに敷いていたもの。万能の新聞紙は、湿気を吸い取ってくれるからです。
油断大敵!換気しながらの掃除、定期的なマットレスメンテナンスを怠らずこと!
湿気が気になるなら、湿気が、収納スペースに、降りていかない工夫(除湿シート、厚めの敷きパッド、ボックスシーツなど)を試してください。
引出し仕様の収納ベッド事例
木目調のオーク素材のベッドが、古木ぽく、とてもおしゃれ。普段、着るお洋服を、入れていますね。ワンちゃんもお気に入りのよう。
ベッド下に、2杯の引出しで圧迫感は、感じられません。ナチュラルインテリアを目指し、リラックスと癒しのベッドルームになっています。
ベッド下の収納スペースに何入れている?
3つの事例でも解るように、ベッドの下の収納スペースには、服など衣装ケースに入れて収納。
また、来客用の布団、季節ものの布団類、引出し仕様では、衣服が、収納されています。
タンスやクローゼット代わりに、ベッド下に、やはり、洋服や布団などしまう方が多いので、防虫剤や乾燥剤など入れるのは◎
湿気を逃がすことができない、箱型フレームの収納ベッドたち。その弱点を知らずに、使っていたら・・・。
衣替えしようと、洋服を出すと、黒カビが付いているとか、収納スペースの底に、いっぱい、ホコリが溜まって、収納ものにもホコリが・・・。
せっかく、ベッドと収納スペースの両方をゲットできたのに、大事な洋服や布団などが、汚れていたら、ガッカリどころじゃない。
しかし、前述通りに、収納ベッドそれぞれの特徴を知って、カビ発生させない、湿気対策を行ったいれば、大丈夫です。
- 衣服類・衣装ケースごと
- 季節ものの布団・寝具類
- 普段使わない家電・雑貨類
- 本・マンガ・ゲームソフト等
- 趣味の道具、スポーツ用具
主に、上記が多いように思います。特に、布製の衣服、布団を収納スペースにしまう時には、さらに、一工夫。
簡易すのこを敷いておくだけでも、湿気対策になります。押入れに、簡易すのこを敷いている方も多いと思います。
そこで、すでに、収納ベッドを使用されている方に聞いてみました!「ベッド下に何入れている?」ご参考のためにどうぞ。
やっぱり、洋服など収納してます!
●意外にかさばるスキーウェアなどスポーツ用品、夏に活躍の水着にビーサンなど、季節もので、日常では使わないものです。(20代・OL)
●ニトリの収納ケースに季節の衣服などを入れて、衣替えには、入れ替えしてます。すのこベッド下に、収納ケースそのまま入れてます。(30代・主婦)
●我が家は、3姉妹。女の子は、洋服が増えて、タンスに入りきらないので、衣装ケースに入れて、ベッド下にしまっています。(30代・主婦パート)
●旦那さんの服をベッド下の引出しにしまってます。主人が起きて、寝室で、着替えるのでワイシャツや靴下などを入れてます。(40代・主婦)
リネン類・ラグなど長物入れてます!
●シーズンオフの布団、敷きパッド、ベッドパッド、ボックスシーツや枕カバーなどを入れてます。(30代・主婦パート)
●寝具類の衣替えのために、ベッド下に、薄手の布団、タオルケット、毛布、敷きパッド、シーツやパジャマをしまってます。(30代・主婦)
●お客さん用の布団セット、季節ものの毛布、タオルケットやかさばるシーツなどのリネン類をしまっています。(40代・主婦)
●進物のお返し、薄手の布団やタオルケット、毛布セット、バスタオルとタオルセットなどしまってます。箱ごとしまえる場所に、我が家では、ちょうどいい場所です。(40代・主婦)
●シーズンオフのラグやカーペット、かさばる扇風機などの季節家電などが、しまえるので重宝してます。(40代・主婦)
跳ね上げ式収納ベッドは、事例でもあったように、特に、ベッドを2台並べると、押入れもビックリ。
来客用の寝具類、シーズンオフの布団の収納場所におすすめです。

チェストベッドの長物エリア
本とかマンガ本、入れています!
●本やマンガを、たくさん、持っていて、寝る前に、読むのに、ベッド下の引出しにしまっているので、すぐ取り出せます。(20代・大学生)
●ベッドに、寝転がって読むので、ベッド下に収納できると、取り出しやすいので助かってます。文庫本・マンガ、A4の雑誌などもしまえます。(20代・OL)
●長年、買い揃えたマンガ本が、しっかりと、ベッド下に、背表紙を向けて収納できて、引出しを開ければ、すぐみつけられます。(30代・OL)
一人暮らしでは、ワンルーム・1Kなど、狭い部屋でしょう。本やマンガ本、ゲーム類をしまえる場所ってない。
ベッド下に、引出しがあれば、本やマンガ本、雑誌、ゲーム類が、収納できて、出し入れも簡単ならうれしいですよね。

小物などが収納できる引出し
番外編:こんなもの、入れてます!
●子供たちの習い事で使った道具とか、学校の教材で、持って帰ってくるものが多いので、ベッド下に片づけてます。(30代・主婦)
●たくさん、溜まった、子どもたちのゲームソフトなど、入れてます。断捨離させたいんですけどね。(30代・主婦パート)
●お気に入りのブランドバッグ、普段には、使わない、かさばるスーツケースしまってますね。(50代・主婦)
子供さんのおもちゃ、小学校へ入学すると、学習の道具など、意外に、多いもの。
仕切り板付きの引出し収納ベッドは、特に、細々した物が多い女性には、すごく助かりますよね。

異なった形の物は、深型引出し
湿気対策ベッド!収納ベッドおすすめ
ベッド下が、収納スペースの箱型フレームでは、湿気が溜まりやすい。そんなデメリットを回避した湿気対策の収納ベッドをおすすめします。
棚コンセント付 跳ね上げ収納ベッド【Retiro】レティーロ
棚コンセント付チェストベッド【Salvato】サルバト
ヘッドレスチェストベッド【Renitsa】レニツァ
布団も干せる!棚コンセントチェストベッド
まとめ
いかがでしたでしょか?
箱型フレームの収納ベッドそれぞれに、しっかりと、湿気対策を行っていれば、快適にベッドと収納スペースとして使えます。
自分は、どの収納ベッドタイプが、合うかを考えて、決めてみましょう。