すのこベッドメリットデメリットと選び方!最強ベッドに最適な通気性
すのこベッドは、床板すのこ構造で、布団やマットレスにこもった湿気を、そのすき間から逃がしてくれます。
通気性あるすのこベッドは、ベッドに最適です。
でも、床板にすき間があることで、強度の面では、フラットな床板と比べると、弱いと言えます。
「すのこベッド」には、2タイプあります。
安い価格帯で、ベッド専用のスプリングマットレスを使用する一般的なすのこベッド。
一般的なすのこベッド+スプリングマットレスを使用することで、厚いマットレスが、荷重を分散してくれ、すのこ床板の強度をカバーして、寝心地も良くなります。
次に、スプリングマットレスは、もちろん、敷き布団が使える頑丈すのこベッドがあり、一般的なすのこベッドよりも、やはり、お値段は、高くなります。
このように、2タイプのすのこベッドから自分に合った、すのこベッドを選ばないと、後で、不具合が生じることが、あるのです。
そこで、すのこベッドの特徴、すのこベッドのメリットとデメリット、すのこベッドに使用されている木材について。
また、すのこベッドの選び方、すのこベッドおすすめを考えてみたいと思います。
すのこベッドの特徴とは?
すのこベッドの大きな特徴は、ネーミング通り「すのこ」です。
床板が、すのこ構造なので、すのこのすき間から、布団・マットレスにこもった湿気を逃がしてくれます。
「人は、毎晩、寝ている間には、コップ1杯(約200cc)の汗をかく」と、一度は、耳にしたことがあるでしょう。
春夏秋冬と一年中、人は、寝ている間に、汗をかいているので、シーツを替えて、布団ならば、天日に干して乾燥させられます。
しかし、ベッドの場合は、ベッドは固定。
頻繁に、ぶ厚いスプリングマットレスを干すわけにはいきません。
その点、すのこベッドならば、オールシーズン、すのこのすき間から湿気を逃がしてくれる優れた通気性があります。
すのこベッドのデザインも豊富、ヘッドレス、棚・コンセント付き、脚の高さ調節可能、ベッド下有効活用。
すのこベッドの木材素材では、ひのき、桐、桐、杉、赤松、パイン材など、さまざまあります。
すのこベッドの木材やデザインによって、価格は、安価なすのこベッドから高価なすのこベッドまで、ピンキリです。
通気性抜群が、大きな「売り」のすのこベッド。
ですが、レビューや口コミ等で、目にするのが・・・
「すのこが抜けた」「フレームが裂けた」など、「なんでこんなことに~」という事態に、見舞われた方もいます。
はっきり言えるのは、「すのこベッドは、カビない」は、うそです!
すのこベッドを使う方のすのこベッドを置かれている部屋環境、すのこベッドの使い方の間違い、勘違い。
また、日頃のベッド・マットレス・寝具類のお手入れやメンテナンスが、怠りが原因になります。
では、次に、すのこベッドの非常事態を招かないためにも、すのこベッドのメリットとデメリットをご紹介します。
すのこベッドのメリットとデメリット
すのこベッドのメリットとデメリットを知らずに使用するのと、しっかりと知って使用するのでは、快適さが違うはずです。
では、すのこベッドのメリット4つ、デメリット3つをご紹介します。
すのこベッドのメリット
すのこベッドのメリット4つ!
- とにかく優れた通気性
- デザイン機能が豊富
- お手入れしやすさ
- 「木」本来の癒し効果
とにかく優れた通気性
すのこベッドの大きな魅力は、とにかく優れた通気性!
ベッドの床板が、すのこ構造によるすき間から、湿気を逃がします。
布団やマットレスなどの寝具類が、いつも、爽やかな状態で、オールシーズン、快適な睡眠環境をキープしてくれるのです。
快適であれば、質のいい睡眠に繋がり、ご家族の健康が守れます!
まさに、すのこベッドは、ベッドに適した構造です。
すのこベッドでは、高さ2~3段階の高さ調節できるものがあります。
ですが、すのこのすき間でも十分ですが、脚が高く、ベッド下が、空いているほど、通気性が増します。
脚付きのすのこベッドで、高さ調節でき、ベッド下を収納スペースとして、使えるのも大きなメリットになります。
ですが、通気性の面からは、ギュウギュウにあまり、物を詰め込み過ぎて、風通しが悪くなります。
それに、掃除もおろそかになると、湿気とホコリにより、カビ・ダニ発生の原因になる可能性もあります。
できるだけ、ベッド下には、空を持たせて、ベッド周辺、ベッド下には、ホコリを溜めないように、気をつけましょう。
高齢者、抵抗力の弱いお子様、アレルギー体質の方などは、特に注意!
すのこベッド、マットレスなどの寝具類が、カビ・ダニなど繁殖。
それが原因で、アレルギーを発症したり、鼻炎や気管支ぜんそくなど、ひどくなるかもしれません。
快適な睡眠環境をキープする、すのこベッド。
なのに、使い方、換気や掃除の怠慢で、健康を害さずように、すのこベッド下は、常に通気性よく、ホコリ除去に努めましょう。
デザイン機能が豊富
すのこベッドのデザインや機能も豊富です。
女性が好むような、おしゃれなカントリー調デザイン。シンプルで、天然木の木目を活かした北欧デザイン。
ステージタイプのローベッドは、ほとんどが、すのこ仕様の床板で、モダンな雰囲気を醸し出します。
高級木材のひのき、桐、赤松などの国産すのこベッドなど、同じ、すのこベッドでも表情や雰囲気が、みんな違います。
また、一見すると、普通のレザーベッド、モダンなローベッド。
ちゃんと、床板が、すのこ仕様になっており、「隠れすのこベッド」になってる高品質ベッドも多いです。
さらに、ヘッドレス、ショート丈の省スペースすのこベッドは、ワンルーム、諦めていたスペースにも置けて、レイアウトに困りません。
機能的には、一般的なベッドでは、耐荷重100kgですが、耐荷重500~600kgの頑丈設計のすのこベッドも人気です。
例えば、体重も重く、大柄体型の男性が、一般的なベッドなら不安な場合もあるでしょう。そんな時には、頑丈すのこベッドなら安心です。
ヘッドボード付き、コンセント付き、高さ2~3段階の調節ができて、ベッド下を有効活用可能などがあります。
お手入れしやすさ
すのこベッドは、脚付きがほとんどで、ホコリが、溜まりやすいのが、ベッド下。
でも、ベッド下に空きがある、すのこベッドならば、掃除機やクイックルワイパーなどが、かけやすい。
また、すのこベッドの脚付きならば、掃除ロボットが、通れる高さで、いつも、清潔をキープできます。
さらに、寝具類から出た綿ホコリなどが舞っています。
意外に、ホコリなどで汚れているのが、ヘッドボードとベッドフレーム。
雑巾・タオルなどに、水につけて、しっかりと絞って、水拭きしましょう。
その際には、水気が残らないように、乾かしましょう。
「木」本来の癒し効果
「木」を活かしたすのこベッドは、ベッドルームに、自然と一緒に、過ごしているのが、実感できるでしょう。
ぬくもりある木目、木目の色合いに、肌触り。
自然な木々が、発する香りは、気持を穏やかに、リラックスして癒し効果があります。
また、おしゃれデザインのすのこベッドの見た目は、心がウキウキ、ゆとりも生まれ、穏やかな気持ち、安心感へと導いてくれます。
木の素材、おしゃれデザインが、気持をリラックスさせ、穏やかになると、自然と入眠しやすくなり、質のいい睡眠に繋がります。
ベッドのあるベッドルームは、ゆったりと過ごせることがベスト。
その心地いいベッドルームには、すのこベッドがおすすめです。
すのこベッドのデメリット
すのこベッドのデメリット3つ!
- すのこもカビる!湿気とホコリ
- 知っとこ!すのこの種類と強度
- 注意!ベッド下の収納スペース
すのこもカビる!湿気とホコリ
「カビ」の大好物は、湿気とホコリ。
カビが、生える条件さえ、揃えば、カビは、どこにだって、生えます。
優れた通気性のすのこベッドでも、部屋の環境、生活の環境、布団・マットレスのお手入れを怠れば、カビが生える可能性大。
ベッドでは、布団をかけたり、めくったりすると、布団など、寝具類からホコリが出やすいので、ベッド周りは、ホコリぽい。
湿気を、抱えたままの布団・マットレスで、換気もせずに、掃除もしない。
そんな状態で、ホコリが、溜まり続けると・・・。
数週間か、数ヶ月が経ち、ある日、ガバッとマットレスをめくると、マットレスの裏、すのこの床面に、びっしりと、「黒カビがぁ~~~。」
こんな悲惨な状態のすのこベッドには、したくないはず。
それには、湿気とホコリを、寄せつけないことです。
まず、湿気を逃がすには、窓やサッシなど開けて、換気すること。
窓がない部屋では、部屋のドアを開けて、空気を循環させてあげること。
布団マットレスにこもった湿気は、すのこのすき間から逃がしてくれます。
ですが、梅雨時、汗をかきやすい真夏の熱帯夜には、より汗をかきます。
お天気のいい休日などに、ベランダで、布団は、天日に干しましょう。
厚みのあるスプリングマットレスは、中々、手軽の干す事ができません。
しかし、定期的(例3ヶ月一回ほど)なマットレスのローテーションが、必要。
マットレスローテーションとは、マットレスの前と後、裏と表など、ローテーションさせることです。
ローテーションすることで、マットレスに風を通して、同じ箇所に、荷重が偏らないよう、ヘタり防止にもなります。
ベッドルームのホコリは、できるだけ、窓、サッシ、ドアを開けて、部屋を換気しながら掃除することです。
ホコリっぽいのが、ベッド周り。
硬く絞った雑巾・タオルなどで水拭き。水気を残さず、乾燥させましょう。
でも、土地環境や部屋環境が、日当たりが悪く、湿気っぽいこともあるでしょう。
そういう場合は、除湿機に助けてもらう、除湿剤を部屋隅に置く、ベッドパッドとマットレスとの間に、除湿シートを敷く方法などもあります。
意外に、洗濯物の室内干しで、お部屋は、湿気ているかも?
そう感じたら、室内干しの量、回数を減らすようにしましょう。
知っとこ!すのこの種類と強度
すのこベッドには、一般的なすのこ。
耐荷重100kgほどで、ベッド専用のスプリングマットレスを使用するすのこベッド。
よく、商品説明や商品スペックに、※注意事項として、必ず、ベッド専用のスプリングマットレスをご使用ください。と書かれています。
布団は、使用できずに、大手家具店のニトリ、ネット通販などで、安い価格帯の一万円以下~一万円台で販売されているのもあります。
ベッド専用のスプリングマットレスを、使うことで、体の荷重を分散してくれ、すのこベッドの耐久性が、維持できるからです。
頑丈すのこベッドは、一般的すのこベッドよりも高い価格帯。
すのこの厚さ20mm、強度があるLVLすのこ仕様とか、耐荷重600kg!、頑丈すのこ仕様、布団対応すのこベッドなど、記載されています。
この記載通り、頑丈すのこベッドは、一般的なすのこベッドよりも、優れた耐久性。
体重が重くて、体格の大きい方は、一般的なベッドには、不安があるでしょう。
そんな方には、頑丈すのこベッドが、おすすめです。
また、今まで、畳に布団寝した方が、ベッド購入する場合に、マットレスを買わずとも、今、手持ちの布団が使えるのもメリットです。
注意!ベッド下の収納スペース
すのこベッドは、脚付きベッドなので、ベッド下が、空いています。
また、高さ調節できるので、荷物が多い時には、高くして、収納スペースに使うことができます。
このスペースを、収納スペースなどで有効活用できます。
でも、すのこベッドのすき間から湿気を逃がしてくれるのが、大きなメリット。
スペースが、空いているからと、荷物を詰め込み過ぎると、湿気を逃がせずに、せっかく通気性というメリットが、活かせません。
それどころか、布団マットレスの湿気が、ベッドの下に下に、降りていき、こもって、カビ・ダニ発生の原因になる可能性があります。
収納スペースとして必要ないなら、ベッド下は、できるだけ、空けておきましょう。
収納スペースとして使用するのなら、ギューギューに詰込み過ぎずに、風が通るように、少しでも空けて、掃除しやすいように。
また、物の出し入れが、頻繁な収納ものが、ベッド下には、おすすめです。
すのこベッドの使用されている木材
すのこベッドの木材もさまざま。
特に、ひのきやパイン材のすのこベッドは、木の香りが漂い、香りのリラックス効果が、期待できます。
まるで森林浴のように、木の香りに包まれて、癒されて、入眠しやすくなります。
香りだけでなく、木材それぞれに、効果があります。
すのこベッドの代表的なのが、一般的に多いのが、パイン材。
そして、高級木材の檜(ひのき)、桐(きり)、杉(すぎ)について、特徴、効果・効能をご紹介します。
- パイン材
- 檜(ひのき)
- 桐(きり)
- 杉(すぎ)
パイン材の特徴
すのこベッドに多い、木材が、パイン材。パイン材のやわらからい材質なので、ぬくもりを与えます。
桐やひのきと、比較すると、安い価格で、手に入るので、材質の中でも人気です。
パイン材は、ベッド資材として、よく使われており、大きな特徴が、パイン材の香り。
眠るためのベッドが、パイン材の香りに、リラックスさせ、癒し効果があります。
気持ちが、穏やかになると、入眠しやすく、質のいい睡眠へと繋がり、快眠をサポートします。
檜(ひのき)の特徴
ひのきは、高級な建築用資材で、高額、高品質な木材資材を求める方に、おすすめです。
ひのきには、吸放湿の効果、消臭・脱臭効果、ひのきの香りのリラックス効果、防虫・殺菌作用など、様々効果があります。
桐(きり)の特徴
桐は、湿気を吸収して膨張、湿気の侵入を防いで、乾燥時に収縮して、一定の湿度を保ちます。
吸放湿効果、抗菌効果、保温効果、耐火性、防虫性にも優れています。
桐は、軽くて軟らかいので、「腐りやすいのでは?」と、思われがちですが、実に、腐りにくい木材です。
昔から、桐のタンスは、高級な家具と言われていましたね。
杉(すぎ)の特徴
杉も、家具としてよく使われている木材。
真っすぐな木目で、空気を多く含むみ、断熱性に優れた杉は、住宅用の建築用資材として広く用いられています。
杉は、吸放湿効果があり、すのこベッドに最適な木材。杉は、成長が早いので、流通量が多く、低価格で購入しやすい材質は、うれしいですね。
失敗しない!すのこベッドの選び方
すのこベッドには、一般的なすのこベッドと頑丈すのこベッドの2種類あり、それぞれに、使い方が違います。
それを知らずに、「安い、一万円でお釣りがくるぅ~ラッキー」と大手家具店で、お買い上げ~。
すぐ壊れるようなすのこベッドは、販売されてないと思います。一般的すのこベッドでも耐荷重100kgは、あります。
湿気を逃がす、すのこベッドのすき間がメリットですが、すき間のない床板に比べると、強度は弱い。
一般的すのこベッドと知らずに、すのこ上に、敷き布団を敷いて、寝ていて、仕事で忙しく、換気も掃除もほとんど、できずに、数ヶ月、経つと・・・。
きしみ音がして、たわむことも、気になりつつも使い続けていると、ある日、すのこベッドが、ズド~~~ン!
「すのこが抜けて、フレームが、裂けたよ~」ベッドが、壊れることは、どんなに、ショック!なことか。
こんな目には、誰もが、遭いたくない。
きしみ音、たわむは、すのこベッドの危険信号なのです。
湿気もホコリも溜まっていたと思いますが、敷き布団のみで寝ていた。
すのこベッドが壊れる原因は、いろいろ。
ですが、一般的なすのこベッドに、薄い敷き布団で寝ていた事で、体の荷重が分散されずに、すのこに、体の全体重がのしかかったんだと思います。
普通体型の方なら、ベッド専用のスプリングマットレスを使用して使えば、激安!
一般的なすのこベッドでも、全く、問題はないと思います。
「一般的すのこベッドなのか、頑丈すのこベッドなのかを知って、選んで、購入すべし!」
激安の一般的なすのこベッドでも、プラス、ベッド専用のスプリングマットレス、両方の総額。
価格帯が、高めの頑丈すのこベッドは、布団対応がほとんどなので、今、手持ちの布団が使えます。
そこで、すのこベッドの選び方に、迷ったら、まずは、ベッド予算を決める事は、一番。
その金額内で、「すのこベッドに、自分は、何を求めるのか?」を考えると、自ずと答えが出ると思います。
そのためには、すのこベッドの情報収集、そこから自分が欲しいすのこベッド候補をあげて、比較・検討して、慎重に選びましょう。
すのこベッドおすすめ厳選
高級木材のヒノキ、ヘッドレス、棚付き&2口コンセント付き、マットレスセット、折りたたみすのこベッドと、すのこベッドも様々です。
比較的、どれもリーズナブル価格を取り揃えてみました!
総檜脚付きすのこベッド【Pierna-ピエルナ-】マットレス付
カントリー調・天然木すのこベッド布団対応 高さ調節 『Ecru』エクル
高さ3段階調節すのこベッド【リリッタ】ポケットコイルマットレス付
棚コンセント付き折りたたみすのこベッド『Arche』アルシュ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大手家具店の店舗、ネット通販で、よく見かけるのが、一般的なすのこベッドです。
でも、頑丈すのこベッドの存在も知っていただいたと思います。
通気性が良いすのこベッドでも、すき間があることで強度は弱い。
より長く使うためには、耐久性をアップさせたい。
それには、一般的なすのこベッドに、スプリングマットレスを使用して使うこと。
それで、耐久性も得られて、体圧を分散してくれるので、断然、寝心地も良いはずです。