朝、ベッドから起き上がると「腰が痛い・・・」
また、中には、腰痛がマシになると、ベッドに、敷き布団を、敷いてる方もいらしゃいます。
「腰痛、何とかしたい・・・」と、悩まれていませんか?
つらい腰痛、何とかしたい気持ちは、すごく解ります。
少しでも、腰痛が楽になるには、今、お使いのマットレスが、ポイントになるかもしれません。
腰痛マットレス選び!腰痛のマットレスは、低反発、高反発のどっち?
マットレスを大きく、分類すると、高反発マットレスと低反発マットレスになります。
腰痛気味の方、腰痛の方には、高反発マットレス、低反発マットレス、どっちがいいのでしょう?
そこで、低反発マットレスと高反発マットレスの特徴、メリットとデメリット、マットレスによる寝姿勢について。
また、腰痛のマットレスの選び方を考えてみたいと思います。
低反発マットレスと高反発マットレス
低反発マットレスは、体圧の分散に優れているので、腰痛気味の方には、一見、良さそうに思われます。
しかし、体圧の分散に優れているということは、身体の腰からお尻にかけて(一番、重いところ)が、マットレスに沈み込んでしまうのです。
その反面、高反発マットレスは、沈むことなく、しっかりと全体重を支えてくれます。
では、低反発マットレスと高反発マットレスの特徴、メリット・デメリットで、さらに、掘り下げてみたいと思います。
低反発マットレスの特徴
低反発マットレスは、優れた体圧分散により、硬くなく、やわらかなマットレスに、包み込まれる最高の寝心地という特徴があります。
低反発マットレスのメリット・デメリット
低反発マットレスの特徴が、まさにメリット。
寝心地がいいマットレスですが、硬くなく、やわらかなマットレスゆえに、身体が沈み込むのです。
特に、腰からお尻にかけての部分は、重くて、より沈み込みます。
これによって、寝返りが打ちにくく、さらに、寝姿勢としては、安定感に欠けてしまいます。
沈み込んだ腰からお尻によって、バランスを取ろうとして、変な力が加わり、腰の違和感、痛みに繋がるのです。
高反発マットレスの特徴
高反発マットレスは、体圧も分散しますが、硬く、しっかりとした寝心地なので、身体が沈みにくい特徴があります。
高反発マットレスのメリット・デメリット
低反発マットレスの包み込まれる感じとは、違い、硬く弾力があり、身体を受け止めてくれる、しっかりとした寝心地。
沈み込まないので、身体のゆがみなく、理想の寝姿勢に近い状態で、寝られて、寝返りも打ちやすいのがメリットです。
高反発マットレスのデメリットは、硬くしっかりした寝心地で、低反発マットレスのような包み込まれる寝心地ではありません。
腰痛と沈み込むマットレスとの関係
沈み込むマットレスによって、腰への負担が大きくなり、腰の違和感・痛みになります。
では、その腰への負担とは、どんなものでしょうか?
- 寝返りが打ちにくい
- 背骨や筋肉への負担
- 血行が悪くなる
寝返りが打ちにくい
寝ている間の寝返りは、ゆがみやコリを改善してくれています。
なので、寝返りが打てないと、身体の同じところに、絶えず圧力がかかり、血行が悪くなり、身体の痛みや体調不良につながります。
また、就寝中の寝返りによって、毎日の筋肉の疲労をメンテナンスしてくれています。
寝返りがうちにくいと、腰からお尻にかけての筋肉の疲れがとれず、腰痛気味から立派な腰痛になってしまうので気をつけましょう。
背骨や筋肉への負担
マットレスが沈み込んだ状態で、毎晩、過ごすことで、腰が「くの字」状態に。
その状態が続く事で、背骨が曲がる負担、背骨を支えるクッションとも言える椎間板への負担。
また、その周辺の筋肉への負担が、大きくなります。
負担が大きくなるにつれ、完全な腰痛に、ヘルニアになってしまう恐れが、大いにあるので、気をつけましょう。
血行が悪くなる
マットレスが沈み込み過ぎて、背骨が曲がることで、血流が悪くなってしまいます。
当然、背骨がまっすぐな方が血行はいいと言えます。
身体の中に、栄養や酸素を運んでいる血液の流れ。
また、血液で身体全体に、栄養・酸素・熱を運び、要らないものは、引取り、運び出しもします。
このように、人にとっては、大事な仕組み。
部分的に、血流が悪くなると、違和感や痛みなど、不調になるのも当たり前です。
腰痛でマットレスの選び方
確かに、畳に布団を敷いて寝ると、沈みこみませんが、畳に敷き布団では、硬すぎるのです。
硬い布団だと、直で、筋肉や骨に伝わり、寝ていても、身体が休めません。
硬すぎて、身体が休めない布団が、腰に良いとは言えません。
硬すぎる畳に布団も✘、柔らかすぎて沈み込み過ぎる低反発マットレスも✘。
腰痛気味の方、腰痛の方には、「高反発マットレス」が、おすすめです。
でも、使う方の体型、マットレスに寝てみた時の感じ方も様々です。
腰痛気味の方には、「高反発マットレス」が、おすすめといっても、合う合わないもあると思います。
腰痛気味の方がマットレスを選ぶ際に、店舗で、数分、寝転んだぐらいでは解りません。
返品・交換に関して、ニトリは、14日以内と定められていますが、手続きが、ややこしそうです。
IKEAのマットレスの場合は、特定の商品を除いて90日間の保証があり、その期間内なら使用したとしても返品することが可能。
高反発マットレスのモットンは、90日間返金保証付き。
できるだけ、長く、寝てみないと、自分に合うかどうか解りません。
高反発マットレスも色んなメーカーから発売されています。
ですが、長期的な保証があると「やっぱり、合わなかった。。。」と後悔しないですみます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
腰痛気味の方には、「高反発マットレス」がおすすめ。しかし、実際に、使ってみないと解りません。
それぞれのメーカーによって、返品・交換の条件が、定められています。
返品・交換の時のことも考えて選びましょう。
というのも、理由として「自分に合わなかった!」という自己都合になると、ほとんどのメーカーでは、送料が自己負担。
近くであればいいですが、遠いと、運ぶ手間、お金がかかります。
品質のいいマットレスになると、高額。くれぐれも慎重に、自分に合ったマットレスを選んでみて下さい。