ワンルーム、マンションなど、フローリングの部屋が、ほとんど。
ですが、新築のマンションには、1部屋は、畳の和室があります。
また、都心から離れ、地方へ行けば、昔ながらの和室の一戸建てのお家も、たくさんあります。
「賃貸物件の和室にベッドを置きたい!」
でも、フローリングに、ベッドを置くのとは、勝手が違うような。それに、賃貸だったら、それも気になります。
和室にベッド置きたい!なら畳ケア対策が必要
和室には、畳が敷いてあり、その畳の上にベッドを、置くことになります。
洋室のフローリングと違って、ベッドを置いても、そう簡単には、畳の部屋では、動かせません。
ちょっと、動かすと、畳に傷がついたり、へこんだりしてしまうからです。
そこで、和室にベッドを置く場合、3点に注意して下さい。
- 畳のへこみに注意
- ベッド移動に注意
- 和室に合うベッド
畳のへこみに注意
ベッドには、色んなタイプのものがありますが、特に、注意するベッドは、脚付きベッドです。
畳の上に、4本脚のベッドを置くと、想像つきますよね。
ベッドを使用される人の全体重を、ベッドの4本脚が、支えてくれているのですから、時間が経てば経つほど、跡がつきます。
「安く簡単に、済ませたい!」なら、様々な100均から「防振マット」「多目的EVAクッション」「キズ防止シール」など、試してみてもいいと思います。
また、通販やホームセンターなどで、ウッドカーペットなど購入して、ベッド下全体に、敷いてあげると、その4脚の跡はつきにくいとは思います。
ベッドは、あまり動かすものではありません。
長期間となると、100均の場合は耐久性が、ウッドカーペットなどの敷物の場合は、畳と敷物の間に、カビ・ダニが発生しないか、心配です。
もし、お家に、コルクマットがあれば、小さくカットできるので、ベッドの脚下に、敷いて試してみるのもいいかと思います。
それを商品化されたのが、コルク屋本舗の「床キズ防止マット」
見た目は、コルクマットですが、耐過重が160kgなので、ベッドでもしっかりと支えてくれます。
コルクマットやジョイントマット、ラグ、じゅうたんではダメ?
ベッドの脚があたって、跡が付くのなら、ベッド全面分だけ。
コルクマットやジョイントマットを敷くとか、畳の上に、ラグやじゅうたんを敷いて、ベッドを置けば、いいんじゃないの?
確かに、コルクマットやジョイントマットなら、カットできるものもあり、ベッドの脚部分に、敷くのもありだと思います。
畳の上に、ラグやじゅうたんを、敷いて、大きなベッドを置くと、畳に直で置くよりは、跡が付きにくいかも知れません。
しかし、大きなベッド。ほとんど、動かすことがないとなると、畳とラグやじゅうたんの間に、思いのほか、ホコリが溜まりやすいのです。
我が家のリビング、3畳ほどのラグを敷いていますが、不精で、たまに、めくってみると、ホコリの粉状のようなものが、溜まっています。
日当たりが良くて、フローリングなので、まだ、カビは発生しないだろうと、思っているところがあります。
が、洗濯物の部屋干しや、雨が続く時には、部屋の湿度も高くなった、本当は、気をつけないといけないですよね。
畳は、フロリーングと比較すると、あたたかい。
あまり日当たりのよくない和室で、昼間は、学校や仕事に出かけて、換気されないと、畳とラグ・じゅうたんとの間は、カビ・ダニが、好む場所になります。
すると、賃貸物件の和室。引越しする時に、ベッドを動かして、ラグやカーペットを、めくってみると、畳にビッシリの黒いカビ。
ベッドの脚の跡が、なんてどころじゃありません。
引越す際に、畳に、ベッドの脚の跡、さらには、黒いカビが、残っていて傷ついていたら・・・。
その物件にもよりますが、最悪の場合には、折半で、畳の修理代として請求されることもあるので、和室の賃貸物件は、気をつけましょう。
賃貸物件なので、入居時と同じ状態で、家主さんに、返さなくてはなりません。
ベッドの脚跡が付かない、カビが生えない畳のケアを、行なえるなら、ベッドは置いてもいいと思います。
賃貸の和室物件なら、入居期間は、ベッドで快適に過ごせるように。ご自宅の和室なら、畳のベッド脚跡が付きにくい畳ケアをしましょう。
賃貸物件なら和室の契約書で、畳について必ずチェック!
畳は、ベッドだけではなく、家具なら、へこみやすいもの。
実は、畳の賃貸物件には、契約時に「退去時の畳の表替えは入居者負担」と記載されていることが多いのです。
その和室を退去する際には、経年、劣化による張替えの費用は、支払わないといけないので、気にしなくてもいいかと思います。
「なんだぁ~、ベッドの脚の跡ついてもいいんだあ!」
との思い込みも怖いので、念には念の為に、契約書で退室の際の畳について、必ず、チェックしておきましょう。
ベッド移動に注意
どのベッドでも、ベッド下は、ホコリが溜まりやすい場所で、畳の部屋であっても、ベッド下には、ホコリが溜まっています。
フローリングと違って、畳の場合、簡単に、ベッドを移動することはできません。
また、ちょっと、押したり、動かすことで、畳に、傷がついたり、へこんだり、繰り返しているとボロボロになります
和室にベッドを置く場合には、壁にはつけず、ベッド周りを空けておき、ベッドは動かさなくても、掃除しやすい場所に配置しましょう。
とにかく、ベッドは、動かさない!が原則です。
和室に合う!おしゃれベッドおすすめ
和室には、畳・ふすま・障子など、すでに、和室の雰囲気が出来上がってます。
なので、和室に合うベッドを選ぶには、その雰囲気を壊さない、なじむベッドを選ぶことです。
和室に合うベッドおすすめは、木製フレームベッド、また、高さを抑えたロースタイルのベッドがよく合います。
あたたかい木製フレームベッド
和室の雰囲気を壊さず、なじむベッドで、素材を思い浮かべたら、やはり「木製フレーム」がベストです。
クールで冷たい印象のスチールやパイプベッドは、和室には似合いません!
あたたかみのある木製フレームが、和室には、よくなじんで、しっくりします。
また、和室に使われている畳のベッド。木製フレームの畳ベッドは、和室にピッタリです。
天然木の木製素材もいいし、ブラック、木質感のあるウォルナットブラウン柄、ブラウン系。
特に、濃いめのダークブラウンなら、さらに、落ち着いたモダンな印象の和室を、演出できるでしょう。
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高さを抑えたロータイプベッド
畳の和室に、高さのあるベッドは、似合いません。
それに、和室は、天井が低い印象なので、高さを抑えたロータイプのフロアベッドなどがおすすめです。
畳には、布団を敷いて寝るスタイルからも、低い方がしっくりします。
でも、起き上がりがつらい方や、腰痛持ちの方には、ロータイプはおすすめできません。
起き上がるのに、手には、力が要りますし、腰やひざにも負担が大きいからです。
起き上がりがつらい方や、腰痛持ちの方には、腰かけるぐらいの高さのローベッドがおすすめ。
起きて、一旦、腰かけることで、だいぶと楽です。
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北欧モダンヘッドレス収納ベッド
まとめ
いかがでしたでしょうか?
和室にベッドを置いて、和モダンインテリアに統一して、楽しむのも素敵です!
でも、大きなベッドを置くのには、畳は、繊細。十分に、畳ケア対策をして、和室に合うベッドを選んでみて下さい。