腰痛に悩む日本人の数は、ここ数年1000万人超で、約10人に1人が腰痛持ちだそうです。
会社員の方が、出張先のホテルで、朝起きると、腰が痛くなり。
肩と背中の筋肉がこわばって、ベッドの上で、ゆっくりと背伸びをしてからでないと、そのままでは、起き上がれない。
こんな経験された方は、多いのではないでしょうか?
「寝ている時の姿勢が悪いのではないか?」とマットレスを見ると、中央部分が、少しへこんでいる・・・。
原因は、マットレスが柔らかすぎることです。
その結果、お尻と背中が落ち込み、頭、腰、脚が持ち上がって、横から見るとW字形の姿勢になります。
人間の体は、お尻と胸が、他の部位よりも重いため、そうなってしまうのです。
正確に言うと、腰椎、頚椎で部分的にカーブが大きくなり、その身辺の筋肉に負担がかかります。
その結果、痛みやコリが出やすいんですね。
もちろん、自宅のマットレスでも、同じようなことが起こる危険性があります。
寝る姿勢が悪いと睡眠の質も悪くなる
寝る姿勢が悪いと、睡眠の質も悪くなります。
普通、睡眠中は、仰向けと横向きの寝姿勢が半分ずつぐらいのバランスで、現れます。
しかし、柔らかすぎるマットレスでは、横向きの姿勢が極端に増えます。
仰向けに寝るとお尻が下がるので、腰に負担がかかり、寝づらいためです。
さらに、寝返りにも影響します。
寝返りには、体の歪みを矯正する大切な働きがあります。寝る姿勢が悪いと、これがうまく働きません。
ホテル・ベッド腰痛対策!
ホテルのベッド腰痛対策として、「自分の寝姿勢はどんな形なのか?」
と、まず、寝る前に、ベッドを確認することです。
お尻の下の辺りが、くぼんでいたら、毛布を1~2枚、適当な大きさに畳んで、マットレスの下に差し込みます。
(バスタオル、または、タオルを数枚でも大丈夫!)
場所はマットレスのへこみに当たるところ。
へこんでいた部分が持ち上がるので、姿勢がまっすぐになります。
ホテルなどだったら、フロントに頼めば、貸してくれます。
これはベッドだけの問題ではありません。
布団の場合は、お尻や背の辺りだけがへこんで、周囲と厚みの差が大きくなっていると要注意です。
また、フワフワの敷布団も、腰には良くありません。
柔らかくて気持ちいいと思ったら大きな間違いなのです。
マットレスが柔らかすぎると尻と背が落ち込んだを、不自然な姿勢になります。
姿勢が悪い状態では、背骨を矯正するような寝返りができません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私も、姿勢が悪いので、負担が腰にかかって、無理をすると、だるい感じの腰痛?になります。
出張が多い会社員の方なら、ビジネスホテル等のベッド。
合わなかったら、仕事どころじゃなくなります。
また、長くても短くても、旅行で泊まるホテルや旅館のベッドや布団でも同じこと。
合わないと、旅行も心から楽しめませんよね。
寝姿勢を確認して、お尻のあたりが、へこんでいたら、毛布やバスタオルで応急処置です。