人は、一生に何度、ベッドを変えるのか?人生でのベッド履歴とは!
人は、一生に何度ベッドを変えるのか?
「人は、生涯を通して1/3から1/4の時間を、睡眠に費やしています」
な~んて、マットレスなどの寝具のCMでよく耳にします。
それだけ睡眠は、人にとっては必要かつ重要なこと。
また、睡眠の質と時間が、同時に問われているともいえます。
そのためにも、睡眠の質を高め、睡眠時間を確保する寝具選びが重要になってきます。
人は、一生で、4回から6回は、ベットを変えているといわれています!
最初のベッドは、生まれた時のゆりかごやベビーペットのお世話になり、この乳児期の睡眠時間は、12時間から18時間です。
乳児期を過ぎて、児童期には子供用ベッドを使うようになって、兄弟や姉妹がいる場合には、二段ベッドなどを使うことも多いでしょう。
幼児期前半の1歳から3歳児の睡眠時間は、12時間から14時間。
人間の基本的な生活リズムを作る時期であり、たっぷりと睡眠をとることが必要とされています。
この時期は、睡眠時に大量のメラトニンが分泌され、一生のうちでもメラトニンの分泌が一番活発な時期とされます。
このメラトニンは、体内時計の調整に、睡眠と覚醒作用を持ち、その抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促します。
そして、疲労回復や病気の予防や老化防止など、様々な効果を持つと考えられており注目されているホルモンの1つです。
3歳児で、ほぼ80%の脳が作られているといわれ、脳が成長する時期で、記憶をつかさどるための様々な部位が形成されるのです。
幼児期後半の4歳から6歳の睡眠時間は、10時間から13時間で、生活習慣を身につける時期であり、また幼稚園での集団生活を通して、学んで身についていきます。
児童期から青年期にかけては、睡眠時間が少しですが、減少し、7歳から12歳では、10時間から11時間は、必要になります。
7歳から12歳では、小学校に入って集団生活を通して学習をすると共に、日々、カラダが成長するために睡眠を十分にとることが必要となります。
13歳から18歳の時期は、思春期でもあり成長期を迎えて、身長が急激に伸びる時期。
身長を伸ばすには、睡眠によって分泌を促す成長ホルモンを活発化させる必要があります。
13歳から18歳での睡眠時間は、8.5時間から9.5時間ほどになり。
青年期の13歳から18歳になると、もう大人用ベッドが必要になります。
成人して大人の仲間入りを果たすと、必要になるのが、結婚によっての新しいベッド購入、新婚生活のはじまりです。
さらに、進んで、ミドル世代になると、ベッドの買い替えを行う場合が多くなります。
加齢とともに 体力面での衰えなどから睡眠の質などについて関心を持たれる方が多くなる世代です。
成人の睡眠時間は、7時間から8時間が標準となります。
その後、シニア世代になると、介護用ベッドにお世話になる方も多くなり、リクライニングベッドや電動ベッドを使用するようになります。
老年になると、夏に強い眠気を感じて眠り込むという症状が出たりするため、夜間の睡眠時間は、6時間から7時間と少なくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、人は、年齢と共に、「ベッド」を変えることになります。
また、これは、ベッドだけではなく、お布団やその他の寝具用品についても同様に、変化します。
ベッドとは、人のカラダの成長とともに、人生それぞれのカタチに寄り添い、支えているものなんですね。