フロアベッドを一人暮らしで購入検討、でもカビが心配【30代男性】
一人暮らしの30代男性、部屋を広く見せるためフロアベッドの購入したいと思っています。
しかし、カビが、ヒドいという意見やレビューをみかけ、カビが、心配。
「フロアベッドは、カビが生えやすいですか?」
「寝心地は?」「脚や収納があるタイプのベッドと比較すると、だいぶ違いますか?」教えて下さい。
解りました!やっぱり、ベッド選びには失敗したくないので、色んな疑問が湧いてきますよね。
部屋を広く見せてくれるというメリットがあるフロアベッド。
ですが、床に、直置きし、箱型のフレームに、マットレスを落とし込むので、布団やマットレスにこもった湿気を逃がせないのです。
でも、問題が分かれば、答えが解るように、回避策もあると思います。
では、カビが発生する条件から、フロアベッドを使用する際に、気をつけることを考えていきたいと思います。
フロアベッドの疑問
一人暮らしの30代男性には、フロアベッドへの疑問がいくつかありますね、1問1答、簡潔に答えてみます。
Q.フロアベッドは、カビが生えやすいのですか?
A.フロアベッドは、ベッド下に空気が通れない構造なので、ベッド環境によっては、カビが発生しやすいといえます。
Q.寝心地は?
A.寝心地は、マットレス次第です。自分にあったマットレスを選ぶこと、フロアベッドなら通気性のいいマットレスがおすすめです。
Q.脚や収納があるタイプのベッドと比較すると、だいぶ違いますか?
A.だいぶ違いますか?は、何が?がないので、答えにくいですが、カビの発生に関連のある通気性で、お答えしますね。
脚付きベッドは、ベッド下が、空いているので風を通してくれるメリットが、さらに、すのこならば、通気性がいいベッドと言えるでしょう。
収納ベッドは、ベッド下が収納なので、ベッド下が空いてません。
フロアベッドと同様に通気性は、あまり、よくありません。
後でもご説明しますが、フロアベッドや収納ベッド購入時には、除湿シートも、一緒におすすめしております。
カビが発生しやすい条件とは?
- 温度:
カビが、発生しやすいのは20~30℃で、特に25℃前後で、活発に発生します。 - 湿度:
カビは、湿度が多いほど、発生しやすく、湿度が60%超えはじめると、カビが好む条件に。さらに、80%超えると、特にベッドは注意が必要です。 - 酸素:
カビの発生には、酸素が不可欠です。 - 養分:
カビは、ホコリ・木材・プラスティック・塗料など、なんでも養分になります。 - 時間:
カビをみつけたら時には、すでに成長過程。カビの胞子が付着して、養分を得ながら時間をかけて成長するのです。
上記のカビの発生する条件を、減らしていけば、フロアベッド=カビがヒドイには、ならないと思います。
住まい環境も関係してきます。一戸建て、マンション、団地、アパートなのか?
木造、鉄筋?一戸建てなら、家の周りは、水はけが良いか?
家の向きは、部屋の向きは、日当たりは良い、悪い?
窓があるか、ないか?風通しがいい、悪い?
さらに、家庭環境。一人住まいで、寝に帰るだけなら、お昼間の部屋は、換気できません。
ご家族と同居で、家事をしてくれるお母さんや奥さんがおられるなら、お家の風通しも多くなるように思います。
このように、まず、自分の家、自分の部屋の環境を考えてみて下さい。自ずと、部屋環境が解ってきます。
例えば、マンションで、気密性がいいので冬場に、暖房を入れると、あたたかいんだけど、結露がヒドイ。
サッシの溝がベチョベチョで、タオルを敷きつめているなら、冬場は、とても湿度が高いお部屋だと解ります。
「購入したベッド、何もメンテナンスなしで、長い期間使える」これが一番!
ですが、住まい環境や家庭環境によっては、ある程度のメンテナンスが必要になってくることもご理解下さい。
フロアベッドのカビ対策
フロアベッドは、床に直置きし、箱型のフレームに、マットレスを落とし込むベッドです。
なので、通常のベッドの高さと比べると低いところに位置して、お部屋を広く見せてくれます。
しかし、床に直置きだし、箱型のフレームなので、布団・マットレスにこもった湿気を逃がしてくれないのです。
「人間は、一晩にコップ1杯の汗をかく」とよく言われています。
それだけの、汗を、1年中かいているわけで、それが、布団・マットレスに湿気としてこもるのです。
シーツは洗えますが、布団・マットレスは、普通は、洗えません。
通気性のいいマットレスを選ぶ
「湿気を逃がさない!」と連呼してますが、マットレスで、通気性に優れたものを選ぶ方法もあります。
コイルタイプのボンネルコイルマットレスや、ポケットコイルマットレスなどは、通気性に優れています。
低反発マットレスや高反発マットレスは、空気がこもりやすく、通気性が良くありません。
フロアベッドなら、コイルタイプのマットレスをおすすめします。
べッドの配置場所
日当たりが悪かったり、風通しが悪かったら、ベッドを配置する際には、壁に、ベタッとくっつけると、風の通り道を塞いでしまうことに。
「壁とベッドの間に、カビが!」なんて、嫌ですから、狭くても10cmだけでも、空けてベッドを配置して下さい。
10cm空けるのと、空けないのでは、ベッド環境としては、だいぶ違い、10cmでも風通しが良くなるんです。
マットレス上に除湿シート&除湿機を使う
毎晩、コップ一杯分の汗をかいています。
フロアーベッド購入時には、マットレスの上と、敷きパッド、又は、ボックスシーツの間に、除湿シートを敷くことをおすすめしています。
また、日当たり悪く、ジト~とした湿気感が解るようなお部屋なら、除湿器の使用もおすすめです。
シーツ・ボックスシーツなどで汗を吸い取ってもらう
汗をよく吸い取ってくれる素材のボックスシーツ、敷きパッド・布団カバー・枕カバーなどで、汗の湿気を吸い取ってもらえます。
ボックスシーツ、敷きパッド・布団カバー・枕カバー替えもできるだけ多くして、ベッド周りを清潔に保ちましょう。
ベッド周りを清潔にすることが、カビの発生を防ぐことに繋がります。
マットレスを干す
めんどくさいでしょうが、毎日は無理として。
お休みの日(お天気なら)には、お布団を干して、マットレスを立てかけて風を当ててあげて下さい(室内でもかまいません)。
立てかけたついでに、床底・ベッド周りに掃除機をかけてあげれれば、ベストです。
洗濯もの部屋干し注意
意外と知られてませんが、室内干しされた洗濯もので、お部屋の湿気が多くなっています。
お天気なら、できるだけ外に干すか、室内干しならば、ベッドから離れたところで、干すようにしましょう。
べッド周りの掃除
ベッドは、布団引きっぱなしは、NG!
カビの発生する条件の中で、カビは、ホコリ・木材・プラスティック・塗料など、なんでも養分にして、成長します。
フロアーベッドは、通常のベッドより低い分、ホコリがたまりやすいのです。
一人暮らしの方なら、なおさら、掃除はお休みの日になりがちでしょうが、ベッド周りは特に、掃除機をかけてあげて下さい。
床板すのこ構造のフロアベッドを選ぶ!
フロアベッドは、箱型フレーム構造なので、湿気を逃がせません。
ここ最近では、箱型の床板すのこ構造にして、湿気を逃がせるフロアベッドも登場しています。
やはり、湿気によるカビ発生が心配ならば、すのこ床板構造のフロアベッドを選びましょう。
棚コンセント照明付すのこ北欧デザインローベッド
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フロアベッドのカビ対策、30代の一人暮らしの男性なら、「めんどくさい」と思われることもあるかと思います。
ですが、ベッド・マットレス・ベッド周りを、清潔にキープしてもらうことが、カビ対策に繋がります。
ベッド周りをきれいに保つ事は、心地いい睡眠環境作りで快眠をサポートしてくれますよ。