ベッド比較3ベッドの種類、ベッド種類別の特徴とメリットデメリット
「あ~~~忘れてるぅ。。。」
ふと、下書きに、残っている記事をチェックしていると、ベッド比較3部作なのに、最後アップし忘れてました。
- パイプベッド
- 折りたたみベッド
- 畳ベッド
そこで、遅くなりましたが、ベッド比較1,2に続き、ベッド比較3!
パイプベッド、折りたたみベッド、畳ベッドの特徴、メリットとデメリットなど、おさらいしたいと思います。
パイプベッドの特徴
パイプベッドは、リーズナブル価格で、使い勝手いいベッド。
パイプベッドの呼び名としては、「スチールベッド」「アイアンベッド」そして、「パイプベッド」とさまざまあります。
どれも、金属のフレームですが、ベッドイメージで、呼び名を使い分けているベッドもあります。
例えば、男性的なユーズド感・ヴィンテージ風の場合、力強さがある、「スチールベッド」「アイアンベッド」とネーミングされているような気がします。
また、女性向きの姫系ベッドでは、アイアン素材が、細やかな細工ができるので、「姫系アイアンベッド」とか。
中には「パイプベッドロマンティック姫系アイアンベッド」って、☆\( ̄ ̄*)どっちやねんと、ツッコミたくなるベッド名も(笑)
一番、「パイプベッド」というネーミングが、リーズナブルな価格帯を、想像させますよね。
一般的なパイプベッドは、確かに、金属で頑丈でありながらも、一般的なベッドフレームに比べ、価格は、安い傾向です。
価格が安いのも、デザインが、よく似たものばかり。
ヘッドレス、ヘッドボードなし、ヘッドボード付き、ヘッドボード付きの引出し付きぐらい。
パイプベッドの組み立ては簡単なので、バラしも簡単!
転勤族の方におすすめ、パイプベッド。
しかし、長く使っていると、きしみ音がすることがよくあります。
ほとんどのパイプベッドは、ネジで締めているので、ベッドフレームに、毎晩、横たわる事で、ネジが、緩んでくるからです。
きしみ音がすると、「ベッドが、壊れるのでは?」と心配する方も多い。
そんな時は、きしみ音がするところをみつけ、ネジを、きっちりと、締めなおしてあげると、きしみ音を軽減することができます。
しかし、パイプベッドは、金属。金属も汗などの湿気、雨、室内の湿気などの水分に触れると、サビてくることがあります。
他のベッドと同じように、できるだけ、パイプベッドのある部屋では、窓を開けて、しっかり換気をしてあげることで、サビ予防に、かなり効果があると思います。
パイプベッドのメリットとデメリット
パイプベッドのメリット4つと、パイプベッドのデメリット2つをご紹介します。
パイプベッドのメリット
- リーズナブルの価格帯
- 簡単!組み立て!!
- 優れた通気性
- 掃除しやすい
リーズナブルの価格帯
新生活をはじめる季節よりも前に、1万円を切る値段のパイプベッドが登場します。
大手家具店のニトリさんでもおなじみ、リーズナブルな価格が、大きな魅力のパイプベッド。
一般的なすのこベッドと、比べると、半分ぐらいの価格帯で、パイプベッドのほとんどが販売されています。
一人暮らしをはじめる方や、節約で出費を抑えたい方には、パイプベッドは、おすすめ。
簡単!組み立て!!
パイプベッドの組み立てが、簡単なのも大きなメリット。
組み立てが、簡単=バラすのも簡単なので、引越しなどで、搬入・搬出しやすいベッド。
前述通り、一人暮らしをはじめる方、転勤族におすすめ、パイプベッドです。
また、折りたたみベッド感覚のように、コンパクトに、収納=しまっておけるので、収納する大きなスペースも必要ありません。
使わなくなっても、場所を取らずに、しまっておけるので、予備用ベッドとして、急な来客用としても使えます。
優れた通気性
ベッドの中で、優れた通気性という点で考えると、すのこベッド、そして、パイプベッドになります。
パイプベッドの床板は、メッシュの床板なので、お布団やマットレスに、こもった湿気を逃がしてくれます。
カビ・ダニに発生の原因の多くは、湿気とホコリ。
優れた通気性のメッシュ床で、湿気を逃がし、取り外しやすい床板で、マメに掃除することで、清潔な睡眠環境を、キープできます。
全体が金属製のパイプベッドは、通気性に優れ、湿気が溜まらない構造なので、オールシーズン、快適に過ごせます。
掃除しやすい
ベッドの下には、ホコリが溜まりやすいもの。
ですが、パイプベッドは、メッシュの床板が、取り外しやすいので、掃除機で、ベッド下を、きれいに、吸い取れます。
見た目おしゃれなフロアベッド、ローベッドは人気。ですが、掃除しにくいデメリットがあります。
その点、パイプベッドは、掃除しやすさもメリット。
パイプベッドのデメリット
- 木製ベッドより耐久性が劣る
- 金属の材質が、硬い
木製ベッドより耐久性が劣る
パイプベッドは、耐久性の面では、木製ベッドより劣ります。
組み立てやすい、バラしやすいことは、メリットでした。
が、反面、部品そのものが、簡易で、構成されているということです。
でも、すぐ、壊れるようなパイプベッドは、販売できません。
ほとんどのパイプベッドは、耐荷重100キロ以上なので、木製ベッドより耐久性が、劣っていても、日常に使う分には、大丈夫だと思います。
金属の材質が、硬い
パイプベッドは、金属の材質なので、木製のベッドと比べると、金属特有、硬く冷たい、肌触り。
ぬくもりある木製ベッドとは、相反します。
パイプベッドの寝心地、実際は、どう?
パイプベッドの寝心地、見た目で、判断すると、メッシュ床なので、そのまま、敷き布団では、身体が痛そう~!って感じがします。
むき出しの金属のメッシュ床ですから、そのままで、横になると、メッシュ床の跡が、くっきり、はっきり、付きそう(笑)
やはり、敷き布団だけよりも、薄くてもマットレスに、敷き布団の方が、断然、寝心地が、いいはず。
マットレスや敷き布団が、厚ければ厚いほど、寝心地の良さが、アップします。
当然、パイプベッドでもベッドですから、スプリングマットレスを組み合わせるのは、最高かと思います。
また、パイプベッドに、寝心地を求めるならば、マットレス次第。
パイプベッドの価格は、ほとんどが、リーズナブルなので高品質&ちょっといいマットレスを組み合わせるのが良いでしょう。
人気!パイプベッドおすすめ
木製棚付きパイプベッド シングル ホワイト
棚コンセント付き木製+頑丈パイプベッド
パイプベッド ボンネルコイルマットレス付『Chess』
折りたたみベッドの特徴
折りたたみベッドは、ネーミング通りの「折りたためる」ベッドのことです。
基本的な折りたたみベッドは、フレームとマットレスが一体型でマットレスごと折りたため、脚にはキャスター付きで、移動が簡単。
部屋の隅に、コンパクトに収納できます。(中には、マットレスのないのもあります)
サイズには、シングルサイズ、または、セミダブルサイズが、主流。
普通体型の方は、シングルサイズ、大柄体型の方や、ゆったりと寝たい方には、セミダブルサイズがおすすめです。
折りたたみベッドのマットレス素材は、ウレタンマットレス。
一般的なウレタンマット、低反発マットレス、高反発マットレスです。
この中でも「低反発マットレス」が多く使用されています。
硬めの寝心地を好む方には「高反発マットレス」を使用した折りたたみベッドが、おすすめです。
価格面では、高反発マットレスの方が、高い傾向。
しかし、高反発マットレスは、弾力性が高いので寝返りがうちやすく、体の中の一番重い、腰からお尻部分が、沈み込み過ぎないので、腰痛持ちの方には、おすすめです。
また、腰痛持ちの方は、布団や敷きパッドを敷いて寝ることで、自分に合ったちょうどいい硬さが、みつけられます。
折りたたみベッドは、部屋の狭い方、一人暮らしの方、または、来客用の予備ベッドとして、購入されます。
特に、部屋が狭い方には、折りたたんで、スペースを確保できる優秀ベッドなので、おすすめです。
折りたたみベッドのメリットとデメリット
折りたたみベッドのメリット4つ、デメリット4つをご紹介します。
折りたたみベッドのメリット
- スペースが確保できる
- 簡単に移動が可能
- 湿気がこもりにくい
- 掃除がしやすい
スペースが確保できる
折りたたみベッドの最大の特徴、スペースが確保できることです。
一般的なフレームとマットレスの据え置きベッドなら、部屋の一部、例えば、シングルなら幅90☓長さ100cmの面積分、占領されます。
それに、簡単には、動かせません。
しかし、折りたたみベッドなら、据え置きベッドの面積分のスペースが確保できるのです。
狭い部屋の方には、スペース確保は大きなメリットと言えるでしょう。
簡単に移動が可能
ほとんどの折りたたみベッドには、キャスター付きで、簡単に移動が可能。
ですが、フローリング等の場合は、傷がつかないように、気をつけてゆっくりと移動して下さいね。
移動が、自由にできるということは、当然、ベッドの置き場所も変えられるということ。
来客時なら、リビングでも和室でも、その時に、空いている部屋に移動でき便利です。
湿気がこもりにくい
一般的な据え置きのベッドは、一方、または、二~三方、壁にくっつけて、設置されたりすることも多いはず。
ベッドを設置したら、動かすことも、ほとんどないので、風も通りにくく、湿気がこもりやすいと言えます。
そんな据え置きベッドと比べると、ベッドを折りたたんでベッドを移動。
その動きの際に、折りたたみベッドは、上手に湿気を逃がすことができます。
掃除がしやすい
一般的な据え置きベッドのベッド下は、ホコリが溜まりやすく、掃除が、しにくいデメリットがあります。
ここ最近では、ロボット掃除機で、簡単に掃除できますが、値段も高価ですし、ベッド下の高さが、低くなければ、使用できません。
折りたたみベッドは、折りたたんで移動させれば、簡単に、掃除機が、かけられるので、ベッド周りを、いつもきれいな状態に保てます。
カビが発生しやすい条件の「ホコリと湿気」に強い、折りたたみベッドとも言えます。
折りたたみベッドのデメリット
- 選択肢の少ないマットレス
- 強度が落ちやすい
- デザインがよく似ている
- 収納スペースが必要
選択肢の少ないマットレス
折りたたみベッドは、折りたたむという形状から、寝心地を左右するマットレスが、一体化されているんで、あまり、種類がありません。
一般的な据え置きベッドなら、8~9種類のマットレスから、自分好みのマットレスを選ぶことができます。
しかし、折りたたみベッドは、選択肢が少ないので、寝心地に関しては、あまり期待はできないと考えた方が無難でしょう。
しかし、ウレタンマットレスであっても、低反発マットレスや高反発マットレスなど、より寝心地がよくなる工夫を、各メーカーでされています。
低反発マットレスと高反発マットレスなら、高反発マットレスの方が、価格は高いですが、おすすめです。
高反発マットレスには、高い復元力によってヘタリにくく、理想の寝姿勢をキープしやすい。
また、通気性があり、温度変化に強く、さらに、耐久性にも優れています。
でも、価格が高めなので、硬めの高反発マットレスが、体に合わなかった時のリスクが高くなります。
強度が落ちやすい
折りたたみベッドは、一般的なベッドの造りでは、ありません。
ベッドとして寝ることは、同じですが、折りたたむ、キャスター付きで、移動するなど、あまりにも重すぎると、できない動作ばかり。
ですが、耐荷重は、平均約90kgほど。
クリアされているものが、ほとんどなので、心配はないと思います。
また、毎日、折りたたんで、キャスターでの、移動を繰り返していると、その部位が消耗します。
その頻度、人それぞれの使い方によっては、強度が落ちやすいと言えます。
デザインがよく似ている
一般的な据え置きベッドなら、北欧デザイン、スタイリッシュなモダンデザイン、姫系など、デザインが、豊富。
しかし、折りたたみベッドは、ほとんど、同じ形状で、よく似たデザインばかり。
これは、コンパクトに折りたためる、移動のための取っ手付きなど。
寝るだけのベッド以外に、必要な機能を、シンプルでコンパクトにまとめたスタイルだからです。
機能重視の折りたたみベッド。
使う方が、気に入ってもらえれば、きっと、使い込むほどに、お部屋にも、なじんでいくでしょう。
でも、ここ最近では、マットレスのカラーが、やさしいパステルカラー等も増えつつあり、時と共に変化するはずです。
収納スペースが必要
気に入った折りたたみベッドが、みつかったら商品スペックで、折りたたんだ時のサイズも確認しましょう。
折りたたみベッドを、折りたたんだ時の、厚み・幅・高さです。
そして、部屋の収納スペースに、折りたたんだベッド本体が、ちゃんと、しまえるのかどうかをチェック!
「購入したけど、折りたたんでも、収納スペースに入らない」
こんな失敗を回避するためにも、必ず、サイズは、確認しましょう。
折りたたみベッドの場合だと、夏場は、寝具類もタオルケットなど、薄手のもので、気にならないかもしれません。
しかし、寒い冬場、お布団の重さに耐えかねてくれるのか?
やはり、一般的な折りたたみベッドの使い方としては、寝具は、寝具の収納スペースにしまえること。
折りたたんだベッドは、部屋の隅にでも片づけると、狭い部屋でも、スペースが確保できる!この方法がいいように思います。
折りたたみベッドの選び方ポイント5つ
折りたたみベッドの選び方ポイント5つ。
- 折りたたみベッドのサイズ
- 折りたたみベッドの形状
- 折りたたみベッドの収納
- 折りたたみベッドの寝心地
- 折りたたみベッドの利便性
折りたたみベッドのサイズ
基本的なシングルサイズは、幅が90~100cmぐらい。
体格の大きい方やゆったり寝たい方は、セミダブルがおすすめです。
折りたたみベッドの寸法は、ベッドサイズだけではなく、折りたたんだ状態の寸法も、ちゃんと商品スペック等で、確認しましょう。
実際に、配置できるのか、収納できるのかもチェックしてみて下さい。
横幅が、80~85cmのセミシングルサイズで、180cmショート丈の折りたたみベッドのマロウは、意外に、人気があります。
一般的な体型の方ならば、狭くて、寝にくそうですが、小柄で、スリムな女性にはピッタリ。
また、狭いワンルームで、できるだけ、フリースペースを確保したい方には、ちょうどいいから人気なのかもしれません。
でも、少数精鋭なので、「数に限りがございますので・・・」のように、在庫切れも多いので、在庫あるうちに、早めの購入がおすすめです。
折りたたみベッドの形状
一般的な折りたたみベッドは、キャスター付きの脚で、マットレス付きで、折りたたんで自立するタイプですね。
他に、床に置くすのこ折りたたみベッドの形状のものもあります。
これは、フローリング等の床に、直に寝具を置かない様にするものです。
このすのこ折りたたみベッドを置くだけで、湿気を逃がし、カビの発生を軽減してくれる優れものです。
また、マットレスのない折りたたみベッド、フローリング等の部屋で、床に布団を敷いて寝たいという人におすすめ。
床・畳に、直置きにならず、ホコリが舞いやすいフローリングだと、ベッドだと高くなるので、アレルギーのある方にもおすすめです。
さらに、電動で折りたためるタイプ。
「最近、起き上がるのが、しんどい・・・」など、起き上がりの負担を、軽減してくれるので、高齢の方などにもおすすめです。
折りたたみベッドの収納
折りたたみベッドを折りたたんだ時に、厚み・横幅・高さ。この中でも、厚さと横幅が、収納する際には、大事。
できるだけ、コンパクトに、収納できると、折りたたみベッドのメリットを活かせます。
- 厚み:だいたい30~50cm前後
- 横幅:90~100cm前後
- 高さ:100cm前後
折りたたみベッドの寝心地
折りたたみベッドの場合の寝心地は、ある程度の覚悟が、必要になってきます。
前述でも紹介しましたが、マットレス付きの折りたたみベッド場合は、一般的なウレタンマットレス、低反発マットレス、高反発マットレスのどれかになります。
【一般的なウレタンマットレス】
やや硬めで、寝心地は普通、ウレタンマットの上に敷布団を敷けば問題ありません。すのこのように、隙間がないので、凸凹感がなくなります。
【低反発マットレス】
やわらかな寝心地、高反発マットレスと比べると比較的、安価。
通気性が劣るため、特に夏は、暑く蒸れやすい、沈み込むことで腰痛や肩こりの原因になることもあります。
【高反発マットレス】
硬めの寝心地で、復元力が強く、弾力性があるため、腰痛や肩こりの方におすすめ、でも、価格帯は、高めの傾向。
耐久性が高く、へたれにくく、通気性に優れていて、夏でも蒸れにくいというメリットがあります。
折りたたみベッドの利便性
折りたたみベッドの使い勝手は、「スムーズに、折りたためて、移動できるか?」
シングルサイズよりも、少し、大きめのセミダブルサイズになると、横幅が、広くなって、ゆったりと眠れる代りに、移動時は、重たくなります。
また、寝る時には、スムーズに、ベッドセッティングが、できるか?
ベッドの折りたたみ時、ベッドの移動時、ベッド時など、一般的なベッドにはない部分の、使いやすさもポイント。
各ベッドメーカーも、より簡単・便利に、安心・安全な工夫を、日々、研究・開発しているので、折りたたみベッドの利便性も良くなるように思います。
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畳ベッドの特徴
畳ベッドにも、さまざまなタイプがあります。
一般的なベッドの床板が畳のもの、また、べッド下が、収納になっている畳ベッドも多い。
ベッド下が、丸々収納で、大容量収納になります。
また、畳ベッドの上の布団をしまえば、いつでも簡単に、収納物が、取り出せる便利さがあります。
さらに、お部屋に合うように、畳カラーも豊富で、より和モダンな雰囲気にしてくます。畳ベッド、日本特有のベッド。
都会の住宅事情では、新築の一戸建てやマンションの間取りをみても、和室は、あっても1部屋。フローリングのお部屋がほとんどです。
フローリングばかりの洋室には、慣れてはくると思いますが、中高年~高齢者の方の中には、小さい時に育った畳の和室が、懐かしくなる方もいます。
おしゃれな畳ベッドを、フローリングの一角に設置することで、簡単に、和室が作れます。
また、ちょっとした小上がりとしても楽しめます。
海外の方が、日本文化の侘び寂びに憧れて、自宅に和のアイテムを取り入れたり、和モダンインテリアとして、スローライフ的に楽しまれています。
高齢化が進む日本!今まで、畳に布団で寝ていた高齢者の方が、布団からの起き上がりがつらくなって、ベッドへ移行する場合も多いのです。
そんな時に、ベッドのマットレスが、身体に合わない方もいます。
それを我慢して、ベッドを使い続ける事で、身体が不調になる可能性もあります。
そのベッドが、畳ベッドならば、畳に布団寝を実現。
ベッドで、上体を起して、向きを変え、ベッドに足を下ろして、立ち上がることで、つらかった起き上がりも、楽になります。
立ち上がりやすいように、ヘッドボード付きやベッドガードを付けてあげましょう。
さらに、それにつかまって、立ち上がりやすく、ケガ防止、布団ズレ防止にも役立ちます。
畳ベッドのメリットとデメリット
畳ベッドのメリット4つ、デメリット3つをご紹介します。
畳ベッドのメリット
- お布団でベッドの高さで寝れる
- 布団の上げ下ろしが、楽々♪
- 和室感覚の使い方ができる
- 和モダンの雰囲気が楽しめる
お布団でベッドの高さで寝れる
「フカフカしたマットレスは、苦手」このような方は、意外に多い。
せんべい布団派!お布団のちょっと、硬めの寝心地が、好きな方が、ベッドの高さで、寝られるメリットがあります。
また、畳に、直にお布団を敷いた場合、ホコリが気になります。
一般的に、床から30cm以内の高さは、ハウスダスト=ホコリが、舞いやすいと言われています。
その点、ほとんどの畳ベッドの高さは、30cmよりも高いので、ホコリを気にせず、安心して眠れます。
布団の上げ下ろしが、楽々♪
寝る時には、畳に、直にお布団を敷いて、起きたら、布団を畳んで、押し入れにしまう。
もちろん、布団を敷きっぱなしの万年床状態では、畳ベッドでも、カビ発生などの原因に繋がります。
布団の上げ下ろしの場合、畳・床の直からと、畳ベッドからとでは、高さがある分、畳ベッドの方が、とても楽です。
身体が不調な方、膝痛や腰痛をお持ちの方、ご高齢の方には、これは、大きなメリット。
和室感覚の使い方ができる
畳ベッドなら布団をしまえば、畳スペースが、生れます。
フローリングのリビングならソファのように、畳スペースなら畳ベッドに、腰かけたりできる小上がりスペース。
また、畳に、足を伸ばしたり、座ってみたりと、和室に居る感覚で使用ができます。
和モダンの雰囲気が楽しめる
畳ベッドのタイプによりますが、ヘッドレスの収納タイプの畳ベッドなら、リビングや寝室の一角に、和室が、簡単に作れます。
イ草の香りが漂う、リラックス空間で、和モダンな雰囲気が楽しめます♪
畳ベッドのデメリット
- 布団寝よりスペースが狭くなる
- マットレスじゃない硬い寝心地
- ベッドからの転落が心配
布団寝よりスペースが狭くなる
今まで、畳の部屋に、布団を敷いて寝ていた方は、布団をしまえば、自由スペース。
しかし、畳ベッドを置けば、そのスペースは、固定されるので、お部屋が狭く感じるデメリットがあります。
お部屋のタンスや収納ケースなどをなくして、畳ベッド下の収納に、全部、任せてしまえば、お部屋もスッキリ。
また、フローリング部屋の一角に、「ほっ」とできる和室スペースならば、畳ベッドおすすめです。
マットレスじゃない硬い寝心地
畳ベッドには、通常のベッドのようなスプリングのマットレスセットはなく、布団セットがある畳ベッドは、あります。
畳に、布団を敷いて寝るイメージなので、硬い寝心地。
しかし、せんべい布団派の方、硬めの寝心地がお好みの方には、おすすめです。
ベッドからの転落が心配
今まで、畳の部屋で、布団を敷いて寝ていた方は、布団から落ちることなどは、ありません。
しかし、慣れない高さのあるベッドだと、違和感を感じ、ベッドから落ちるんではないかと、心配をする方もいるでしょう。
ベッド転落の心配は、ほとんど気にしなくていいと思います。
でも、心配ならば、サイドガード付きの畳ベッドをお選びください。
サイドガードは、高齢の方で、起き上がる時の手すり代わりに、また、布団ズレ防止にもなって便利です。
人気!畳ベッドおすすめ
畳ベッドも、セミダブルサイズが、人気!シングルより、広くてゆったり、眠れます。
布団が収納できる大容量・畳ベッド【悠華】ユハナ
高さ選べる!棚・照明&コンセント付畳ベッド【泰然】たいぜん
畳ベッド小上がり【夢水花】ユメミハナ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
畳ベッドは、高級な高額のベッドがありますが、パイプベッド、折りたたみベッドは、リーズナブルな価格が多い。
でも、予備用ベッド、急な来客用ベッドだけではなく、今では、狭いワンルームなどで、一人暮らしする方に、使い勝手いいベッドです。
数年後には、引越し、転勤するかもしれない?そんな方には、「これで、十分」と、使えるベッドになっているかもしれません。