フロアベッドとローベッドの違い?メリットデメリットとおすすめベッド
ベッドのネーミングでは、「フロアベッド、ローベッド」と2つ記載されているベッドもあります。
それを見ると、違いはないのね、ただの呼び名か!と、思われる方もいるでしょう。
確かに、フロアベッド、ローベッドは、低い位置に、配置するベッドで、そういう意味合いでは、同じです。
しかし、厳密には、ベッド構造が違います。では、フロアベッドとローベッドの違いについて。
また、フロアベッドとローベット、それぞれのメリットとデメリット、おすすめベッドもご紹介します。
フロアベッドとローベッドの違い?
フロアベッドとローベッド、低い=ロータイプという事は、同じですが、ベッドの造りが違います。
まずは、ベッドフレームや床板。フロアベッドは、箱型フレーム。
ローベッドは、短い脚付きのすのこ仕様ベッド、又は、箱型フレームのひっくり返して、その上に、マットレスを乗せるタイプ。
造りだけでも、フロアベッドとローベッドでは、こんなにも違いがあります。
次に、価格的には、部材が少ないフロアベッドの方が、ローベッドよりも安い傾向です。
お次に、ベッドで気になるのが、通気性。
この通気性が、フロアベッドでは、箱型フレームで、湿気を逃がしにくいデメリットになります。
ベッド設置の部屋環境、掃除や換気、ベッドのメンテナンスによっては、カビ発生の原因になる可能性があります。
しかし、ここ最近、箱型フレームのフロアベッドのデメリットを改良。
床板が、すのこ仕様、又は、幅広のすのこで、すき間があいているフロアベッドに、変わりつつあります。
フロアベッドの選ぶ際には、ベッドフレームの床板がすのこ仕様か、どうかをチェックして、選ぶといいでしょう。
見極めるためには、通気性が、「売り」になります。
「通気性がいい床板」「すのこ仕様で、通気性抜群」~など、商品素材や商品説明に、記載がされているはずです。
ローベッドの場合は、短い脚付きで、床面下の空きが、狭くても、すのこ仕様で、すき間から湿気を逃がしてくれます。
しかし、ベッド下には、ホコリが、溜まりやすいもので、床下が、低いので、掃除しにくいデメリットが。
しかし、市販されているクイックルワイパーなどであれば、低いスペースにも入り込み、ホコリ・ゴミなどをスッキリと取り除いてくれるでしょう。
前述通りですが、ベッドメーカーのネーミングのつけ方でも「ロースタイルのフロアベッド」など、ロースタイル、ローベッド、フロアベッド・・・。
「どれも同じでしょう!」とツッコミたくもなりますが、たぶん「ロー」「低い」を、強調したいんだと思います(笑)
低いベッドタイプのものは、総称して【フロアベッド】【フロアタイプ】と、呼ばれているように感じます。
では、低い=ロースタイルには、どんな効果があるんでしょうか?
低いベッドの効果とは?
高さを抑えたフロアベッドやローベッドと、従来の脚付きベッドと比較すると、格段にお部屋の圧迫感がありません。
下にベッドがあるので、自然と、目線が低くなり、天井とベッドの間に、大きな空間が生まれます。
その空間によって、開放感があり、お部屋を、広く見せてくれます。
お部屋が、広々として、ゆったりしていると、自ずと、気持ちも穏やかになり、リラックス。
寝室としては、最適な環境と言えます。
↓こんなにも違ってきます↓
また、ベビーベッドを、卒業したお子さんがいるご家庭では、親と子が、川の字になって寝るワイド幅のローベッドが人気。
高さが抑えられているので、お子さんがベッドから落ちる心配もなく、広々とした空間で、親子の会話も弾みます。
フロアベッドのメリットとデメリット
フロアベッドは、床にフレーム枠で作った箱の中に、マットレスを落し込むタイプがほとんどです。
ベッドの面積は、他の家具に比べても大きいので、フロアベッドにすることで、お部屋に与える圧迫感が、かなり和らぎます。
フロアベッドのメリット
フロアベッドのメリットは、お部屋が、開放的で広々空間に、感じられることです。
また、他のベッドに比べて、価格が抑えめなんです。
材料費や製造工程、パーツ類も少ないのでエコ包装で、送料も節約でき、お値段がお安く提供されているのです。
中には、シングル・フレームのみですが、1万円台のものも。
その分、マットレスにお金をかけられますね。
何度か書きましたが、小さなお子さんがいらしゃるご家庭では、このマットレスを落し込むタイプのフロアベッドには、ご注意を!
フロアベッドのデメリット
フロアベッドのデメリットは、フレーム枠で囲った箱の中に、マットレスを落し込むタイプ、下は床板なので、通気性が悪いのです。
通気性対策としては、定期的に、マットレスを干して風を通すこと。
でも、忙しくて、時間がない方は、お部屋の中でマットレスを立てかけておく。
湿気によるカビなどが、特に気になる方は、除湿シートなどを、マットレスの下に敷いておくことをおすすめします。
おしゃれフロアベッドおすすめ
おしゃれなモダンデザイン、湿気対策された床板すのこ仕様のフロアベッドをおすすめします。
プラス、除湿シートを敷く事で、さらに、安心!湿気によるカビなどの心配も軽減できます。
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棚コンンセント付ヴィンテージすのこフロアベッド
棚コンセント付 和モダンすのこフロアベッド
棚コンセント付すのこナチュラルフロアベッド
棚コンセント付すのこシンプルモダンフロアベッド
ローベッドのメリットとデメリット
ローベッドは、短い脚付きで、高さを抑えたベッド。おしゃれなデザインベッドが多いのも特徴。
ローベッドのメリット
ローベッドのメリットは、フロアベッドと同じく、圧迫感を与えずに、開放的で、お部屋を広く見せてくれる効果があります。
ローベッドには、脚付きのステージタイプが多く、床板はすのこ仕様で、通気性は抜群です。
ステージタイプとは、ステージ=床板に、マットレスを上乗せするタイプのこと。
このタイプなら、小さなお子さんがいらしゃるご家庭にもおすすめです。
また、すのこ仕様ならお手持ちのお布団だって利用できるものもあります。
ローベッドのデメリット
ローベッドの中には、ベッドの高さ調整できるものや脚の長さがオプションで、変えられるのもあり、ベッド下を有効活用できるのもあります。
また、ローベッドの中には「お掃除ロボットが通れます」と謳ってくるものもあります。
ですが、比較的、低いので、お掃除がしにくいといったデメリットもあります。
おしゃれローベッドおすすめ
ローベッドのほとんどは、床板がすのこ仕様が多く、湿気を逃がし優れた通気性と言えます。
また、ステージタイプのローベッドは、見た目がおしゃれ。
さらに、マットレスを、床板の上に乗せる仕様で、シーツ替え、マットレスのメンテナンスなどお手入れも楽々です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
フロアベッドは、スタイリッシュなデザインが多く、お手頃価格のも大きな魅力。
床に、箱型フレームを直置きして、その箱型フレームに、マットレスを落とし込む仕組み。
ボックス=箱型フレームなので、湿気を逃がすことができないのが、大きなデメリット。
しかし、そのデメリットを理解できたのなら、後は、「湿気を溜め込まずに、逃がせすようにすればいいか?」
これを解決してあげれば、何の問題もなく、おしゃれで、快適なベッドライフが、おくれます。
まずは、カビが発生する条件を無くす事、湿気とホコリの除去。
ベッドのある寝室の換気に努める、ホコリを溜めないようにマメに掃除する、定期的にマットレスをローテーションさせるなど。
忙しくて、定期的なマットレスをローテーションができないのであれば、一週間に一度でもかまいません。
マットレスを箱型フレームから離して、壁などに、立て掛けるだけでも十分です。