ストレスをあまり感じない人は、往々にして、すぐ忘れられる特技をもっている人のように思います。
あと、物事の感じ方で、鈍感力を身につけている方ですね。
鈍感って、あまり、気が利かないとか、悪い意味で使われます。
ですが、今の世の中を生き抜いていくには、鈍感な方が生きやすいように思います。
本日は、ストレスを忘れさせてくれる睡眠について考えてみたいと思います。
ストレスを忘れさせてくれる睡眠は、とても大事!さぁ~眠りなさい♪
ストレスは、心身に様々な不調をもたらし、生きる上での重荷になります。
そうとわかっていても、社会生活を営む上では、日々、小さなトラブルが生まれやすく、ストレスの原因から逃れることはできません。
では、そんなストレスの元になる原因をあげてみましょう。
ストレスの原因
◎生物学的な原因:睡眠不足、疲労、食欲不振。性的障害、身体疾患。
◎物理的な原因:騒音、振動、採光、温度、湿度。
◎化学的な原因:悪臭、光化学スモッグ、ダイオキシン。
◎心理・社会的な原因:家族関係、地域社会、職場環境。
ストレスが体に及ぼす変調と対処法
このような身近な原因に長く接していると、次第に脳の働きが、ゆがんでいきます。
「脳の働きがゆがむ」というのは、実際に脳が変形するのではなく、脳全体の働きが正常でなくなる状態。
それによって、脳がコントロールしている心や体に変調が起こるようになります。
ただし、ストレスの元があっても、いつも不調につながるわけではありません。
状況の受け止め方次第で、脳に与える影響の大きさは変わります。
例えば、職場に厳しい上司がいたとして、口うるさい嫌な人だと思えば、ストレスとして、日に日に大きくなっていくでしょう。
でも、自分のためにあれこれ言ってくれると思えば、それほど気にはならないはずです。
また、何か失敗をした時も、その場でしっかりと反省をした後に、次は、頑張ろうという気持ちの切り替えができたら。
脳の働きが、ゆがむこともありますせん。
こうした日々起こる小さなトラブルは、良い面を見るようにし、プラスに受け止める。
加えて、その日のうちに気持ちに決着をつけるなどして、ため込まないことが何より大切です。
小さなトラブルによるストレスを抱えたままにしておくと、ボクシングのボディブローのように、じわじわと脳にダメージを与えます。
その日は何ともなくても、翌日に、持ち越すと2倍、3倍と大きくなっていき、最後は、心身に不調をもたらして倒れてしまうのです。
そんなストレスは、「上手にやり過ごす」ことで対処できます。
生きていく上でなくならないのが「ストレス」
それならば、一人で立ち向かったり、闘ったりするのではなく、小さなうちにやり過ごしてしまうのが負担の少ないよ方法です。
ストレスは1日分なら、ほとんどが大したことはないレベルです。
それなのに、自分一人で抱えているから、気持ちがどんどんウツウツとしていくのです。
そんな時は、「大好きな人の声を聞く」ようにしてみてください。
話すことでもストレスを解消に!
ストレスは、人とのコミュニケーションによって解消されるのが有効です。
コミュニケーションといっても、簡単に言えば、愚痴や悩みを、聞いてもらうことです。
悩みを思い切って打ち明けてみたら、案外、なんでもないと思えた経験は誰にでもあるでしょう。
話をしていてくつろげる人、家族や好きな人との会話や触れ合いがもたらす楽しい時間は、心のケアに、何よりも役立ちます。
できれば、直接会うのがいいのですが、難しいようであれば、メールではなく、ストレスを受けたその日のうちに、電話で生の声を聞いてみましょう。
話を聞いてもらったら嫌な事は忘れる
愚痴や悩みの話を聞いてもらったんなら、気持ちを切り替えて、嫌なことは忘れてしまいましょう。
忘れることは、生理学的にとても大事なことであり、私たちに備わっている自分を守る手段のひとつです。
なぜなら、身に起こるすべてのことを覚えていたら、脳も心もその重荷に耐えきれない。
キャパオーバーして、いつかパンクしてしまいます。
意識はしていなくても、私たちは毎晩、*レム睡眠の最中に、嫌なことをリセットする過程を実行しています。
ストレスを抱えていたら大きくなって、睡眠を阻害するようになります。
そうなれば、嫌な出来事を忘れることもできなくなり、心の負担がますます増えていくばかりです。
この先も、元気に人生を歩むには、ストレスは放置せずに、今日のうちに解消すること。
その姿勢を持っていることで、質の良い睡眠がいらない重荷にも消してくれるのです。
*睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠という2種類があります。
レム睡眠:体を休める眠り。
ノンレム睡眠:脳を休める眠り。
ノンレム睡眠が、不足すれば体の機能回復が不十分となって疲労感が残ります。
レム睡眠が不足すれば、記憶の整理が追いつかなくなり、情緒が安定しにくくなるなど心地よい目覚めは期待できません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
寝ることで忘れられる、これは本当に、誰しもが経験されていると思います。
大きなストレスになるまでに、小さなストレスは、忘れるために眠って下さい。
「かくれ不眠」の方が、増えているそうですが、心身ともに、睡眠は大切。又、熟睡・快眠できる情報もお届けしたいと思います。
今年も、一年、ありがとうございました!来年も、どうぞよろしくお願いします(^_^)/